日本は戦後絶え間なく韓国に協力してきたのにもかかわらず、韓国側は、そのありがたみをほとんど感じていません。
「助けてもらった」という気持ちもないのです。
言葉のあり方が違うものがあります。
それが「ありがとう」「感謝」です。
韓国語では「カムサハムニダ」「コマスムニダ」と訳します。
日本では頻繁に「ありがとう」と言いますが、韓国人にとってみれば、これは公の場や深くお礼を言う際に使う言葉です。
家族や友達などの親しい関係で頻繁に「カムサハムニダ」と言うことはありません。
ですから、身近な人に「カムサハムニダ」と頻繁に言われてしまうと、逆に「心がこもっていないな」と思うのです。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、日本人は、親しい人にも「ありがとう」を言います。
かたや韓国人は、親しい人には礼儀正しくしないほうがもしろ良い、という価値観を持っています。