2014.3.11
{韓国 慶州}
大陵苑(天馬塚)の南、半月城の西端に位置した校洞一帯には村全体が木造瓦葺の古家が軒を並んでいます。
ここ校洞にある昔の木造瓦葺の建物は300年以上の歴史を持つ朝鮮時代の民家であります。
良洞民俗村や安東の河回村のように大きい規模の民俗村ではないですが、近所に新羅時代のキム・ユシン将軍の実家があったという事と、今も残っている財買亭から見ていい場所に位置し、朝鮮時代の家屋がよく保存されている村であります。
校洞一帯は、重要民俗資料の崔氏古宅や校洞法酒、瑤石宮、慶州郷校、司馬所、財買井など様々な文化財が点在しています。
最近話題になっている、KBS歴史ドラマ「名家」も慶州崔家一族の物語りで、ここ校洞の崔氏本家を舞台にしています。
今、村の前に流れる仁王川には統一新羅時代最盛期の派手な宮城橋梁であった月精橋の復元工事が行われています。