『ニューヨーク 冬物語』(14)(2014.3.18.ワーナー試写室)ヒロインの父
ニューヨークを舞台に、1人の男の100年の時を超えた愛を描く。監督・脚本アキバ・ゴールズマン、撮影キャレブ・デ・シャネル、音楽ハンス・ジマー。
2014年、冬のニューヨーク。約100年にわたり若き日の姿のまま生かされた男ピーター(コリン・ファレル)は、全ての記憶を失くし、生きる価値さえ見いだせずにいた。そんな中、余命わずかの美しい令嬢ベバリー(ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ)との運命的な恋と、はかなく散った命についての記憶がよみがえる。
例えば、ジャック・フィニイの『ふりだしに戻る』と『時の旅人』、リチャード・マシスンの『ある日どこかで』(映画版のテレサ・ライトの役割を、この映画ではエバ・マリー・セイントが演じる)をほうふつとさせるところもあるが、現実とファンタジーの合わせ方がいまひとつ。
というか、このロマンチックな話にファレルは合わないし、薄幸のヒロイン役のフィンドレイが重症の結核患者には全く見えないし、空飛ぶ白馬が出てきてさらに興ざめさせられた。そんな中、楽しそうに悪役を演じるラッセル・クロウが印象に残った。
『栄光のランナー/1936ベルリン』(16)エレミア・マホニー
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b56add6eef7fdcb9119a325be7dd320c
『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』(16)ロス国務長官
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『ブラック・ウィドウ』(21)ロス国務長官
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