TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

昔話6

2014-11-09 17:25:00 | よしなしごと
 親父は子供の頃、会社から不要になった紙をよく持ち帰ってきた。表側は家の設計図面で、裏側は真っ白。裏側を落書き帳にするためだ。確かにそれでよく遊んだ。だけど、幼稚園児の頃のお気に入りはなんだがよく分からないが升目を敷き詰めた紙だった。

 多分、何かの帳簿なんだと思う。そこを数字で埋めていくのが楽しかった。とても単純なことをしていた。1,2,3,4,5……と埋めていくのがなんか知らんが楽しかった。9まで来たら、10,11,と埋めていき、99まで来たら、100,101,102,……と埋めていく。一ます一数字。記憶では、毎日350くらい書いていたと思う。何日くらい続けていたか知らない。

 小学校に上がって、時刻表を見て、「写経?」するのも好きだったなあ。駅名、時間など。今でも時刻表があれば時間はいくらでも潰せる自信がある。

 こういう性分でないと、以下のものは続かないだろうな。
http://www.geocities.jp/meltext001/index.html

http://www.jubi-net.com/chemeng/cedvp.htm

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超昔話2

2014-11-09 17:13:00 | よしなしごと
 父方の話。三丁目の夕日が話題になり、それの検証をしているサイトがあるらしい。

 昭和30年代というと、昭和30年代初期には我が家には電話はなかったらしい。で、近所の「本家筋」に当たる家に電話を借りていた。近所で電話があるのはその家だけだったようで、皆電話はそこのを借りる。私有か共有かよく分からん。テレビが入ったのもその家が最初で、面白い番組があるときは「ご近所さん全員集合」。この辺は、あの映画でプロレスに熱狂する姿そのまんま。

 ここら辺からは自分の記憶にも少しある話。実家の目の前の道が舗装されたのは自分が2歳の頃(1968年)らしく覚えいていないが、小学校に入った頃でもその道以外には未舗装道がかなり残っていた。三丁目の夕日批判で、「泥んこの道の大変さが描かれていない」と言うのがあるが、全くその通り。子供の知恵ではどんなに頑張っても、靴はドロドロなのだ。そして、風が強いと砂埃が。砂埃を防ぐために砂利を敷き詰めるのだが、効果はいかほどか。

 多分1970年の記憶だと思う。前かも知れない。南海電鉄平野線西平野駅の南側、当時はまだまだ田畑ばっかりだったところを真夏に母に手を引かれて歩いている。すると、そばを近鉄バスが通過する。道は未舗装。タイヤから発生する砂塵が顔に鰍ゥる。かんかん照りで乾いた砂塵でとても不愉快になった。バスが通るような未舗装道路は砂利を敷き詰めるわけにもいかず、好天が続いた日にはそういうことが良くあったと思う。

 それにしても、1970年頃にはバスが通るような道も未舗装が結構あったはずだが、1975年には生活道路も含め、一気に舗装されていたのは凄い話だ。舗装された生活道路は、子供たちの格好のカンバスだった。色とりどりのチョークで落書きされる運命が、舗道には待ち受けていた。

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超昔話1

2014-11-09 17:07:00 | よしなしごと
 ま。親に聞いた話とか。母方の祖先は伝説では隼人族の生き残りで、今の曽於郡に落ち延び、時代が下って武士になって島津藩に仕えたが、有名な斉彬の何代か前の殿様のアホさ加減に嫌気がさして武士をやめ、どういう経緯か知らんが隼人に落ち延びたらしい。

 で。小生の母の祖母は明治維新期を生きた人で、その頃の話を母にしていたらしい。覚えているのがトイレの話(前も書いたな)。昔は「紙」など高級品。どうしていたか。紐なのだ。紐になすりつけてお尻を綺麗にする。で、紐が切れると紐を洗って乾かして再生。かなり強烈だな。何度か使って汚くなると捨てるのだ。

 とりあえず汚い話から。「超昔話」は小生が生まれる前の話を家族や親せきから聞いたものを記録するための記事にする。

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これ、すごいなあ

2014-11-08 00:11:00 | 今日のマルエンなぞ
以下転載。
http://kinpy.livedoor.biz/archives/52119595.html#comments
のコメント3番

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伊藤律は、北京にいた日共指導部の依頼により、中共により監獄に幽閉された。この事実を、野坂はもとより当時北京にいた日共幹部たちは全員が知っていた。宮本指導部になってからも幹部会委員の相当部分が北京機関にいた人間だから知っていたわけだ。しかし、一切、知らぬ存ぜぬを貫いてきた。日共は、伊藤律の処刑や獄死を望んでいたとしか考えられない。しかし、中共指導部の人道措置により彼の帰国がかなった。日共指導部の人権感覚は中共以下だということだ。

70年代後半、勝共連合が選挙の度毎に「伊藤律は代々木の地下に埋められている」という反共ビラを大量に撒いた。日本共産党は「私たちも伊藤律が何処にいるか知りません」という嘘で固めた反撃ビラを出し、私は全戸配布をやらされた。伊藤律が北京で獄死していた可能性も高く、代々木の地下に埋められているという勝共の指摘は、あながち的外れではなかったわけだ。日共の幹部たちは生きている伊藤律を確かに心の中で「地下に」埋めたのだ。これだけ事実が明らかになっているのに、未だに正しく総括できない日本共産党に、歴史や未来を語る資格はない。
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読書メモ:『税金を払わない巨大企業』

2014-11-07 14:14:00 | 読書
 『税金を払わない巨大企業』(富岡幸雄著、文春新書=899)

 この本のネットでの評判ほど悪い本ではない。確かに、第一章と第二章は持ち株会社に対して余り公平な見方ではないように思うし、論理に穴はある。だけど、第三章以降は巨大企業がどのように政府に働きかけて優遇税制を作るか(それは「国際競争力」を口実にする)、一度出来た優遇税制が利権と化して守られるかが述べられ、また国際的な税逃れの手法、それに対する国際社会の無力が具体的に示されていて興味深かった。このままじゃあ「あらゆる国家は共唐黶vだろうな。

 まず著者は訴える。(実効税負担率)の定義をこうすべきだ、と。

 (実効税負担率)=(法人税納付額)÷(企業利益相当額)

 すると、三井住友FGは0.002%、ソフトバンクは0.006%となる。この算出に対する批判としては「持ち株会社に利益が集約される前に納税している」ということで、それは妥当だと思う。また、十位の「納税率の低さ」で挙げられているキリンHでは12.5%と、結構大きな値になっている。35位の三井住友銀行では31.52%だね。法定正味税率は35.64%だから、悪質とは決して言えない。

 問題は企業の国際展開で現れる。海外子会社の利益を国内に還流させるための「外国子会社配当益金不算入制度」(5%)。「外国税額控除制度」(税の低いところに企業を作ればいい)。また、国際競争力維持のための「研究開発減税」。大きいのは「企業間持ち株」の大きい日本での「受取配当金益金不算入制度」。これは税の累進性に反している。税金を納めるよりも配当にお互い回し合ったほうがいいということになる。子会社や関係会社からの配当であれば申告税額はゼロに出来る可能性がある。

 その上で、経団連は「国際競争力」を口実に更なる法人税減税を言う。(消費税増税と引き換えに。)また、海外に部品を安く提供すると利益率が高くなることがある。その海外の法人税が安ければトータルの納税が抑制できる(ホンダの例)。「競争できない」とか言いながら、日本で巨額の利益を上げているじゃないか。なお、大企業の受けている優遇は、大抵の中小企業とは無縁である。では、大企業はどのようにするか。海外を利用した「課税所得」の極小化、株の持ち合いによる配当依存(税は抑制される)、各種優遇税制(研究開発、省エネ、雇用増優遇)、そしてタックス・イロージョンおよびタックス・シェルター。マネーゲームを利用した「ゼロ・タックス」という手口もあるらしい。グローバル企業にとって税金=コストに過ぎない。愛国心などは全くない。無国籍企業と呼ぶべきかな。

 勿論、こういう世界的な税逃れに各国が無関心なわけではない。タックス・ウォーズと呼ばれる事態が起きている。だが、上手く機能していない。(国家の排他性が問題解決を阻んでいると小生は思う。)例えば、グーグルを追い詰めたイギリス。イギリスで6300億円の売り上げがあるが、9億円しか納税していない。グーグルは「アイルランドの会社だ」という。特許のライセンスをアイルランドに置き、それをオランダのペーパーカンパニーに譲渡して法人税を回避。税制の網を掻い潜り、どこにも納税しないグーグル。「ダルブ・アイリッシュ・ウィズ・ダッチ・サンドイッチ」という。手法の元ネタはアップル。アマゾンジャパンは日本で法人税を払っていない。お墨付きを与えたのはアメリカ当局。他の国でもアマゾンとアメリカの手口が問題になっている。極右として書く。「自由主義イデオロギーで言う自由とは、資本家の金儲けと搾取の自由であって、アメリカのいう自由とは大体そんなものだ」。そんな状況で各国は財政難に陥り「国際タックスシェルター情報センター」(本部・ワシントンとロンドン)を設立。ヨーロッパは結構本気だが、アメリカは本気じゃない。彼らの信奉する「自由」とやらが、「保険は社会主義的でけしからん!」というレベルにまで、超亜空間左斜め上を逝ってるからなあ。アメリカはあてにならないと他の国は考えているようだ。OECDが動き出しているらしい。国際企業では二重課税を逃れるためのルールにより、二重非課税という事態が生じている。こういう事態を避けることから始めているようだ。(BEPS行動計画)

 日本の所得税の負担率は1億円で28.3%のピークを持ち、それ以上は逆累進性となる。また、キャピタルゲインは申告分離課税で今は20%(配当も同じ)。ここには累進性はない。鳩ャbヨ皷ニに見られるように、本当の金持ちの収入はこれなのに。個人は身軽だ。資産をタックス・ヘブンに移動させるのはわけがない。世界の富裕層の財産のうち1650兆円がそういうところに。ツケは国家から逃れられない中間層以下に。著者には悪いが、日本国がいくら多少「極度の累進性」を回復しても、焼け石に水だろう。「一国xx主義」では問題は解決しない。(xx=「社会」でも、「共産」でも、お好きな言葉をどうぞ)

 所得税増税不況と、所得税増税=社会福祉の為 のペテンは散々述べられてきたことだね。「軍事費を削って福祉へ」に対して「そんなもんじゃあ足りません」と同じ話。で。個人的には既得権化した各種優遇税制を見直す、というよりなくしてしまうのがベストと思う。海外での税金が日本よりも安い、というのは特例的であるのも伝え聞いている。中国の増値税の浮「話とかね。

 「いつの世も 税が増えるだけ 利権も増える」(ソウル・フラワーの歌をもじった)

 利権を見直すのが大抵公平・公正に繋がる。
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