TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

ナイスゲームも悔しい負け。

2012-05-11 22:29:00 | 野球
愛媛マンダリンパイレーツ1≠Q香川オリーブガイナーズ
2012年5月11日(金曜日)18:00~
東予球場、晴、強風が舞っている


 バタバタして用事を済ませてギリギリ間に合う。

 愛媛の先発は小林。立ち上がり上々。だが、2回表、先頭の島袋への苦手意識からか、インコースに行きすぎてデッドボール。ワンバンでもあった。桜井はヒットエンドランの打球が投手のグラブをワンバンで掠めてセンター前。打球が速い。無死1,3塁でペレス。もう、和みキャラじゃない。アウトコースの高さ真ん中くらいのカーブを、リーチを活かしてレフトオーバーのタイムリー二塁打。ここからが圧巻。涌島をインコースの球威あるストレートで詰まらせ、セカンドライナー。星野にはコーナーに散らし、最後はカーブで泳がせて当てただけのライトフライ。小栗はフォークでセカンドゴロ。結局、1失点。

 香川の先発は山野。球威はあったが、真っ直ぐの制球と切れがやや悪かったかな。1回、樋口がヒット性の打球もセカンドが追い付くゴロ。流はショートをハーフバウンドで力強く襲う内野安打。続く大井はちょっとこすってしまってショートゴロゲッツー。だが、三人とも芯(近く)で捉えている。

 2回裏。岡下が甘いスライダー系を捉え、左中間を抜ける二塁打。ブレットには四球。高田は追い込まれる前に外角を叩き、センター大きな当たり。だが、フライに終わってしまった。このカウントなら、外角を狙っていたならもっと強く振れたのではないか、と感じた。タッチアップで1死1、3塁。高橋はセカンド前を狙ったバント、それを見てランナースタート、投手は反応良くマウンドを一塁側に駆け下り、正面近くで捌きホームへ送球。タイミングはアウトだったが、岡下が上手く回り込み、タッチを掻い潜ってホームインと思ったが、判定はアウト。タッチしてへんやん。今日はこれに限らず、インローのクソボール――一塁側から見ていたが、膝下2つくらい外れていた――をストライク三振に取られたり。踏んだり蹴ったりだった。で、笹平はフォークを空振り三振。あ。笹。右投げ左打ちが陥りがちな悪い打ち方だ。どうしても右腕側が強いので、引き手に頼り、体が開いている。左手で押しこむイメージが大事。そのためには右足で壁を作る必要が。とか、試合後言おうと思ったらタイムアップ。残念。今のままではインコースを力強く弾き返すことは出来ない。

 3回表は先頭水口、フォークを空振りしたが、笹平がちょっと横に弾いてしまい振り逃げ。うーん、これは難しいか。捕球の形は出来ていたと思う。甲斐の時盗塁。送球がちょっと短く、難しいバウンドとなり前のほうでショートの四ツ谷が取り、ベースに引く形となった。ギャンブルプレーになるけど、ベースの上でハーフバウンドで取れていたら、アウトのタイミング。松坂恭平ならそうしていたと思う。ファンはこういうのを覚えいているのだ。犠打で送り、国本が犠飛。こういうところはさすがだね。

 その後、両投手は良かった。山野はドロップのコントロールが素晴らしく、軸にしていたと思う。岡下を四球全球カーブでサードゴロに仕留めたのは良かった。あ。4回表、ペレスがパワーでレフト前に運んだ後、涌島がエンドランでショート左のライナー。四ツ谷は低い姿勢で反応し、ダイビングキャッチ。グラブも低い高さで維持された綺麗な捕球。最後の方で出場した藤長の守備の入りと比較すると、四ツ谷の低い姿勢が良く分かる。良い内野手だと思う。

 愛媛が1点返したのは6回裏。ツーアウトから二死満塁を作り、高田が粘って四球。続いて代打に宏誓が起用されるが、最初の二球を空振りしたところで暗雲。代打タイプじゃないのかな。最後は高めの釣り球を空振り。

 あとは西村が良く、マエストリもまあまあ。マエストリの速度は「ソコソコ」(140~145km/h)だが、スライダーの切れが素晴らしかった。最後の打者、藤長は空振りして足に当たっていた。

 守備の締まった良いゲームだったけど、そうであるがゆえに審判のやらかしが目立った。

 最後もセーフと思ったけどなあ。投手のカバーが遅れて、打者走者のほうが速いように見えた。


 試合後、球場そばの揚子江で焼きそばを。非常に美味。22:00まで営業しているらしい。皆様、よろしければ。
コメント (4)
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