TAMO2ちんのお気持ち

リベラルもすなるお気持ち表明を、激派のおいらもしてみむとてするなり。

線路脇に太陽光発電パネルを敷き詰める試算

2008-07-31 23:57:31 | 工学
 まあ、適当なんだが。試算。

 都会はともかく、一日数便しか列車が走っていないローカル線なんか、空間の無駄と思ってしまうことがある。そこに、線路脇に1m幅×2くらいの太陽光発電パネルを置くと、どんなことに?

 1kmの区間ならば、1km×1m×2=2000㎡。大体、0.1kw/㎡なので、200kwくらいの発電。連続的な発電量はソコソコありそうだが、瞬間的には1編成も動かない。しかし、100kmの区間ならば、2万kw。を、かなりだ。この区間の列車が一気に加速しても大丈夫っぽい。まあ、そんなにえげつなく重なることもなかろう。

 さて、価格。50万円/kwが当面の設置費用目標と聞いている。近未来の話として、これを目処にすると、1kmあたりは50万円/kw×200kw=1億円・・・。大体、鉄道(在来線)の建設費は、1kmで安くて10億円くらいだから、1割上乗せして敷設してみるのはどうか。

 なお、売電価格は、少なく見て10円/1kwh程度と見込まれ、また実効時間は1000時間/yrと言われているので、年間、1km敷設あたりの売電価格は10円/1kwh×200kw×1000Hr=200万円。回収年数は100年(爆)。まあ、電気代は上がっているし、太陽電池技術も進歩しているから、これは短くなりそうだが。

 100kmの鉄道区間の建設費は約1000億円、そこに100億上乗せして、100年で回収できるシステムを作る。いやあ、経済的には無駄な気がするが、しかし、エネルギーの安定供給にも貢献できるし、空間の高度利用とイメージアップにも繋がると思われるので、JRさんとか、どうよ?

 にしても、純粋な経済的理由では、太陽電池が普及しにくい事情が分かった。

 電池の効率より、設置費用の問題だな、多分。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする