町の中心の旧港にかなり以前より浮かぶ巨大な建造物、ケーソンを造る台船だ何かビルのようなものを造っては無くなり、また造り始める。コンクリートの巨大な箱(船)である。外から見ると中は詰まっているように見えるが詰まっている訳ではない。
その台船が今日コンクリートの建造物(ケーソン)を積んだままタグボートで沖に牽引されていた、長浜の港沖に着くと今度はその台船が船底のふたを開け海水を取り込み沈み始める(わざと沈没させるようなもの)すると中に乗っかっていたコンクリートの箱が浮かぶことになる、浮かんだコンクリートの箱をタグボートで引っ張り出す事によって台船から下ろすことができる、凄いもので相当な重さがあるであろうコンクリートの箱が浮くんですね。
そんなものが港に浮かんでいて下手に流れたら大変だから今度はそのコンクリートの箱の中に海水をいれ沈めて海底に座らせる、そして敷設工事の時期が来たら中の海水を汲み出してまた浮かぶコンクリートの船にしてその場所まで引っ張って行く、最終的には設置場所に来たら中に土石やコンクリートを流し込んで沈めて完了。
ここで造ったものを徳之島などの離島まで引っ張っていく事もあるらしいですよ。
凄いですね。
そして台船はまた沈めた船から海水を汲み出し浮かんでもとの場所に戻り次のコンクリートの船を作り始める。
参考URL http://www.yonaguni.jp/whatsnew/caisson1112/caisson1112.html
昔は豊かだった珊瑚のリーフと浜辺のアダンの木々で防いでいた海からの災害を今はこれで出来た堤防や消波ブロック(テトラポット)がその役目を負っているのです。
いいのかなぁ、残念なことなのかなぁ。
私は以前から、この台船のカラーリングや巨大さからガンダムのホワイトベースと言っている。・・・・・でしょ、似てるよね。
だけど自然はすごく好き
だから反対といいたいところだけど
その仕事で生活をささえている人のことを思うと
いつも複雑な心境になってしまいます