J's日誌

中小企業診断士、経営管理修士(MBA)、事業再生士補、AFP。某NPO法人フットサル連盟副理事長。

顔の見える関係

2010-05-07 23:59:59 | Weblog


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北海道に来たばかりの、6年前のこと。

無謀にも、一切の暖房器具を持たずに
やってきたため、4月の夜は寒かった。


という話を職場で漏らしたら、その日のうちに
同僚が余っているポータブル灯油ファンヒーターと
灯油の18リットル缶(缶といってもポリタンクだ)
を車でシャタクまで届けてくれ、助けられた。



また、4/4のブログにも書いたが、最近も、
転勤する同僚から本格的なストーブをもらった。

その他にも、いろいろと「こんなん余ってるけど
いるかい?」
みたいな話は多くて、考えてみると
耐久消費財に関しては滅多に新品を買う必要がない。

すごく仲が良いというわけではないのだが、同じ
職場で働いた関係とか、知り合いの知り合いだとか
要は顔の見える関係の人にあげて喜んでもらうのが
お互いハッピー、という感覚は皆共通しているのだろう。




食べ物に関しても、そうだ。

特に留萌に来てからというもの、1次産業に携わる
人達と知り合う機会が増え、タダで収穫物を頂いたり
事情があって表の出荷ルートで出せないようなものを
安く売っていただいたり、ということがしばしばある。


日持ちがするものなら、それらを東京にも送っている。
自分にとって顔の見える関係の方が作ったり獲ったもの。
それは、自分の友人・知り合いに対しても安心して送れる。



今の季節、道外の友人・知り合いからは道産の露地物
アスパラガスを買いたい、というリクエストが非常に多い。

単にネットショップで良さそうなところを調べてあげて
URLを送れば終わり、なのかも知れないが、それでは
自分にお話をいただいた意味がないではないか、と思う。


さすがにまだ、知り合いの農家さんでホワイトアスパラ
を作っているところは自分にはいないのだが、それでも
自分が信頼できる窓口で、代わりに伝票を書いて発注する。

毎年、その件数は数十件になるのだが、自分は一切の
手数料などいただいておらず、実費だけを振り込んでもらう。


そこで儲ける必要なんて全くなく、頼んだり頼まれたりの
顔の見える人間関係、その循環の中に身を置くことこそが
自分の人生にとって一番大切なことだと思っているからだ。





なかのひと


情けは人の為ならず(-_-;
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