潰瘍性大腸炎で入院28日目第4話(6/24)
-爽やか青年編-
今日は、今週から許可が降りたシャワーの日だ。シャワーを浴びる時も夜間同様に点滴を止める。
管を途中から切り離し、透明な液体を入れる。20mlぐらいだろうか、それが腕から勢いよく体に入るのがどうしても好きになれないが仕方ない。
腕のに残った点滴セットをまとめて腕に固定し、濡れないようにラップでくるむ。
「ほら…、肘に近いところだから、ラップを固定した強力なテープで肘が曲がらないやん」(`o´)
右腕が棒のように硬直したままシャワーを浴びる。顔を洗い、髭も剃って、髪を洗い、体を洗い…全てにおいて、右手が使えないのはホント大変だ。
頭の先からつま先、ナニもかもサッパリンコになって、洗面所でドライヤーを使う。うん、縮毛矯正による偽サラサラが復活っ!!
俺って今、爽やか青年だぜぃ。
シャワーの間止めていた分、点滴の終了予定時間は押せ押せになった。
嗚呼、点滴、鬱也。
「右腕の肘を満足に曲げれなきゃナニも満足にできねぇおぉぉぉ!」
病室のベッドの中心で哀を叫んでみても仕方ないので、音楽を聴くことにした。
よし、ラルクだ。L'Arc~en~Cielに決めた。hydeのちょいワルな歌いかたが好きだ。テレビで歌っている姿にキュン!としたことがある。(ぃゃ、えっと、そういうんじゃないです、はい。)
最近の活動に関してはあまり知らないんだけど、解散はしてないみたいだ。ラルクはkenもtetsuもhydeもみんなみんなそれぞれがカッチョいい曲を書くから、ソロでも十分やっていけるんだよね。でもグループでやって欲しいな。
ラルクを聴きながら、僕は爽やか青年からちょいワル青年に変化していった…。
【つづく】
-爽やか青年編-
今日は、今週から許可が降りたシャワーの日だ。シャワーを浴びる時も夜間同様に点滴を止める。
管を途中から切り離し、透明な液体を入れる。20mlぐらいだろうか、それが腕から勢いよく体に入るのがどうしても好きになれないが仕方ない。
腕のに残った点滴セットをまとめて腕に固定し、濡れないようにラップでくるむ。
「ほら…、肘に近いところだから、ラップを固定した強力なテープで肘が曲がらないやん」(`o´)
右腕が棒のように硬直したままシャワーを浴びる。顔を洗い、髭も剃って、髪を洗い、体を洗い…全てにおいて、右手が使えないのはホント大変だ。
頭の先からつま先、ナニもかもサッパリンコになって、洗面所でドライヤーを使う。うん、縮毛矯正による偽サラサラが復活っ!!
俺って今、爽やか青年だぜぃ。
シャワーの間止めていた分、点滴の終了予定時間は押せ押せになった。
嗚呼、点滴、鬱也。
「右腕の肘を満足に曲げれなきゃナニも満足にできねぇおぉぉぉ!」
病室のベッドの中心で哀を叫んでみても仕方ないので、音楽を聴くことにした。
よし、ラルクだ。L'Arc~en~Cielに決めた。hydeのちょいワルな歌いかたが好きだ。テレビで歌っている姿にキュン!としたことがある。(ぃゃ、えっと、そういうんじゃないです、はい。)
最近の活動に関してはあまり知らないんだけど、解散はしてないみたいだ。ラルクはkenもtetsuもhydeもみんなみんなそれぞれがカッチョいい曲を書くから、ソロでも十分やっていけるんだよね。でもグループでやって欲しいな。
ラルクを聴きながら、僕は爽やか青年からちょいワル青年に変化していった…。
【つづく】