そんなわけで、(どんなわけだ?)
ラーメンの話である。
ずっとずっと昔、それはそれは昔、
「みそや」というラーメン店の話を書いたことがあるけれど、今回ご紹介するのは、
「天狗ラーメン」の話である。
北越谷駅東口より、徒歩5分ほどの場所にあるこじんまりとしたラーメン店。
その名も、「天狗ラーメン」!!といいたいのだが、いつの間にか
「天狗北越ラーメン」となっていた。
天狗ラーメンという名前が、あまりにも深く知れ渡ってしまったせいもあり、北越ラーメンとは誰も呼ばない。天狗ラーメンだ。
ちなみに
「北越」は、最近よくニュースに出てくる
「ホクエツ」ではなく、
北越谷の略称
「キタコシ」です。
地元では有名なラーメン店。
夕方5時から3時まで営業で火曜日が定休日だ。
細かく言うと第3月曜日も休みだ。
店内はカウンターのみで、12席しかない。
その小さなラーメン店が行列ができるラーメン店「天狗ラーメン」だ。
ちなみに、天狗ラーメンだからといって、ラーメンの中に天狗が入っているとか、天狗の格好をした人が「ヘイ、いらっしゃ~い!」なんてことはない。
では、なぜ「天狗」なのか・・・
興味のある方は自分で調べてくださいねっ(;´Д`A ```
いつも仕事帰りにそばを通るので、いい匂いに後ろ髪どころか前髪さえも引っ張られるのだが、家には食事が用意してあるし、ここを我慢して、我慢して、我慢したときに食べるからこそ、価値があるのだと、自分に言い聞かせては振り向かないように帰った。
今夜は、仕事が早く終わったので、寄ってみることにした。
我慢して、我慢して、我慢して、いったい何ヶ月たったかわからないぐらい久しぶりの天狗ラーメンだ。
天狗ラーメンのニクイところは、
チンゲン菜が一枚入っていることである。
スープは、はやりの豚骨ベースのコッテリというのではなく、アッサリとしているのに、とても説得力のある味。
このスープが只者ではないことを、チンゲン菜の一枚で語っているようだ。
カウンターから覗ける調理場。
変わらないスタッフたち。
相変わらず元気がいい女将さんや、
いかにも頑固そうなオヤジさん。
メガネのお兄さんは、今日も湯気でくもっているし、
軽くパーマをかけたお兄さんも健在。
みんな変わらない
みんな変わらない
だから
味も変わらない
何も変わらない
僕は、10年後も、食べに行くだろう
僕は、10年後も、変わらないと信じてる。
天狗ラーメン
このスタッフも
この味も
この狭い店も
この景色も
僕と天狗ラーメンの思い出も・・・。
【リンク】
白みそラーメンが食べれるお店【みそや】
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/8a69105d0ffcc798ff0ff5c761ea4240
↑僕の大好きなラーメン店「みそや」の紹介(2004/12/28)
みそや、ゴルァ#
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/07e62bb199109e5e302f1278b93fc90f
↑「みそや」に裏切られた話(2005/08/23)
みそや#伝説へ・・・
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/fdd267ecfd07a83279afac749e369d8a
↑大好きなラーメン店が、大好きだったラーメン店に変わった話(2005/09/07)
写真:チャーシューメン