その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

キーン!吉宗に奮闘ッ

2005-06-28 11:20:38 | スロット魂
最近、スロットのホールで働くことが多い。しかも、「吉宗」の設置してあるコースを担当することがこれまた多い。

僕はプライベートでもスロットを打つが、吉宗でいい思いをしたことがほとんどない。ハマリにハマってオバケをひいて、193Gで引き戻しもなく、、、お財布もココロも泣くばかり。スロットを打たない方には何が何だか分からないだろうが、逆に打つ方には、痛いほど分かるであろう。

そんな吉宗コーナーばかりを担当しているのだが、不思議とみんな出しているのだ。

「キーン」
これはビッグボーナス中に鳴ると、ボーナス終了後すぐにビッグボーナスを引けるという音で、誰もがこの音を聞きたいがために吉宗を打っていると言っても過言ではないだろう。
その魅惑の音を他人が鳴らしているのを聞くのはあまり快いものではない。が、「キーン」に魅せられて、自分も鳴らしたい気持ちになってしまうから困ってしまう。
そこで早番の仕事を終えて、「鳴らすぞ」と鼻息を荒くして、地元、北越谷にあるショボいパチンコ店「パリス」に足を運んだ。6の付く日は「パリスロ祭」というイベントをやっていてこの日だけはお客さんがいる。僕はバカにしていたが、なかなかあなどれないイベントということを語っているひとがいたために、チャンスを伺っていたのだ。

今日は「パリスでキーン!」だな、と意味もなくテーマを掲げて吉宗の席を取った。1G連チャンを繰り返したあとの193Gヤメの台だ。B:Rが14:1、決して高設定らしい台ではないが、「キーン」に設定など関係ないから、鳴らすことだけを願い、ぶんまわすことにした。
気付けば565Gを越え、965Gを越え、夏目さんの30人斬りをアッサリと終えた。その頃、隣で打っていた、むさいオヤジが1316Gでビッグボーナスをひいた。
「負けた…」
オヤジが1000Gをまわったあたりから操作が荒々しくなったのをきっかけに、僕の中で密かに対決をしていたのだ。

ちょっとへこんだがそのすぐあと1136Gで僕もビッグボーナスをゲットした。34人目の夏目さんがメダル貸出機に飲み込まれた直後だった。
「勝負はお預けだな。」

ところで、僕はビッグボーナスをひきたかったわけではない、鳴らしたいのだ。僕自信の戦いが始まった。
チャンスは27ゲームの子役ゲームと3回のジャックゲームだ。
爺ビッグを選びビッグボーナスを消化。何事もなくビッグボーナスは終了、もちろん1Gなんてしない。
「今日も聞くことができないのか。」

僕のボーナスが終了するや否や、隣のオヤジは193G以内にレギュラーボーナスをひいた。
「奴は天国モードにいるのか、リードされたな。」

おかげで回転数はオヤジとほぼ同じになった。競うように、MAXボタン、レバー、左、中、右、を繰り返す。メダルが入っていなくてまわらなかったり、リプレイなのにMAXボタン連打したりで、お互いに100Gを越えた。
先手をうったのはオヤジだった。なんと、「鷹狩り」に入った。「鷹狩り」とは、吉宗の演出で、ボーナスの期待が高いものだ、パチンコの海物語シリーズの魚郡のような存在だ。期待度は鷹狩りの方が遥かに高い。しかも、その演出でボーナスをひくと、次は天国モード確定、つまり、193G以内にもう一度ボーナスがひけるのだ。
「やはり、負けか。」

僕も高確演出になり、2台並んで賑やかになった。が、オヤジの鷹狩り演出がガセッたのだ。鷹狩り演出が始まった時にピンと伸びた背筋は、こんにゃくのようにだらしなくたった。
「ざまあみろ。」

僕の方もガセると思ったが、なんとビッグボーナスをひいた。
「顔には出さないが、ちょっと嬉しい。」

「今度こそは!」と爺ビッグを選び、むしろ、心を無にして消化していくと、「キーン!」。八代将軍の4文字が順に点灯した。僕は青7を狙う。ななな、なんと、2ラインで揃ったではないか。
「ニヤリッ」

メダルを大げさにドル箱に移し、調子に乗りながら打った。オヤジは193Gを敢えなく通過し、足早に帰っていった。
「ふんッ、勝ったぜ。」

結果は1G連が2回きて、193Gを素通り。そこで即ヤメだ。僕は金額的な勝ち負けよりも、自分自身との勝負と、隣のオヤジとの勝負に勝てたことが、なによりも嬉しかった。

でも、パリスも吉宗も好きになれそうもないな。

バイバイキーン!

傷ついたココロの誓い(救世主の日デビュー眺望編)

2005-05-21 22:21:47 | スロット魂
かくして夏目さんの100人斬りをした僕は、朝から何も食べずに奮闘していたことに気付き、101人目の夏目さんはメダル貸し機の挿入口ではなく、セブンイレブンにて決して感じの悪くないお姉さんに手渡された。
セブンイレブンでは、オムライスドリアというものと魚介のスープパスタを買った。僕の小さなヤケ食いだ。なぜかこんな時ほど財布のヒモがきつくなる。単純にケチなだけだが…(^-^;)
夏目さんが100人いれば、僕の大好きな吉野家の豚丼(並)が312杯食べれたのに...。

部屋に戻り、パスタとオムライスをペロリンチョと食べ、若干筋肉痛の右腕と、グッタリの背中に寝不足が加味されて自然と眠くなった。それは歌に例えると、まさに「イッツ オートマテック」といったところだろうか。オートマティックとは言えないところに、疲れを感じて欲しいと思う。

そんなわけで、丸まった毛布の上にかぶさった状態で寝てしまった。真夜中に起きた時には、背骨がゴギゴキと悲鳴をあげ、何とも言いようもない悲しみを背中に受けた。

今までの僕だったら「もうギャンブルなんてしないなんて~言わないよ絶対~♪」だったけれど、もうギャンブルなんてしないなんて言わないよ絶対なんて言わないよ絶対!と傷を負ったココロに誓うのであった。


101回目の挿入口 (救世主の日デビュー奮闘編)

2005-05-20 00:42:06 | スロット魂
今回も朝早く出発した。8時半には到着できるようにだ。ジャスト8時半に到着したところ、人の気配がない。店頭の掲示板には、8時15分と9時に配布するとのことだ。つまり遅刻である。
掲示板に書いてある、救世主の日優先入場券とは何ぞや?と不安になりながら、フラフラと9時まで暇つぶしをした。

9時になり、整理券を取りに来たのは数人...。さらに不安になる。
「優先入場券とは何ぞや~。」
ここで受け取った整理券は49番、すでにこんなにいるのかぁ、と思いつつ、49というなんとも不吉な番号に困惑した。

集合時間の9時40分、大して栄えていない蒲生の街に、ぞろぞろと若者が集まりだした。スタッフが、整列をさせている。「優先入場券70番台をお持ちのお客様~」という声が聞こえた。一般整理券番号が49番の僕は、150番目ぐらいの入場なわけで、北斗の拳に座れる可能性は、皆無だった。

いざ入場となり、やはり北斗の拳は満席、他の機種に関してはガラガラという状態だった。僕は、鬼武者に席を取り、遊戯開始時間まで待つことになった。
この時点で、早起きして、8時半に到着して、9時に整理券をもらったことが、全くの無駄なこととなる。セツナイ...。(-o-;

激しい音楽が鳴り始めたので、打ち始めると、スタッフに止められた。開店から来たことが無かったので、開店3分前の音楽だと気付かなかったのだ。
「5.4.3.2.1スタートです」という、音声で、本当のスタートになった。

(中略)

夕刻には、夏目さんを100人ほど失った。現金挿入口が高いところにあるメダルサンドなので、夏目さんを挿入する行為を100回繰り返し、右腕が若干筋肉痛になった。

僕はフトコロとココロは大きな傷を負ったことは誰にも分かることだが、101人目の夏目さんを挿入口に入れるまで分からなかった。
このギャンブル精神は死ぬまで消えないかもしれないが、「僕は死にましぇ~ん。」



救世主の日デビュー.1(準備編)

2005-05-19 09:49:17 | スロット魂
蒲生駅西口降りてすぐのSAPでは毎月9の付く日は『救世主の日』というイベントをやっている。名前からも想像できるように北斗の拳の激熱イベントだ。メール会員の配信メールは、この救世主の日ばかりである。逆にいうと毎日のようにイベントを開催していたり、メールが配信されるお店とは違い本物のイベントだ。

偉そうに語っているが、僕は救世主の日に参加したことが未だにない。不思議と休みのタイミングが合わないのだ。そもそもグランドオープンして1年も経っていないお店なので、それほどチャンスがあった訳ではないが、一度だけ決定的なチャンスがあった。連勤が続いていて、休みが確定、つまり急な呼び出しをしないという約束の日だった。だからその前夜から明日の勝利を確信していた。しかし、当日のことである。決して寝坊ではない。最低でも9時には到着できるよう、だいぶ早くに家を出たのだが到着間際に「明日新装開店のため、本日店休日」のメールが配信された。「本日開催予定の救世主の日は明日スライド開催」ともかいてある。ただでさえ朝が苦手なのに、早起きした朝からガクンと落とされ、さらに朝が苦手になったことは想像が付くだろう。

そして、今日は念願の救世主の日デビューの日である。