入院日記17話「便所 de 尊厳死」
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恐怖の看護師シリーズ第4話(終)
入院日記16話「妊娠→[地球外生命体]→出産…!?」のつづき。
【あらすじ】
検査室で仕事をして患者を診るのは初めてという看護師のOさんが異動でやってきた。
Oさんが点滴をつなぐのにもたついていると、エイリアンが飛び出すような痛みがおなかに襲いかかってきた。
最低限の調節をしてもらって僕はトイレに駆け込み、1.1秒で個室に入る。間に合った~(´▽`)
…ん!?、んん!?
…こ、今度はなんだ('〇';)
**************
やたら体がゾクゾクするぞ。
なんだ? なんだ?
ゾクゾクっというより、体中がシュワシュワってする。なんていうか、血管の中を大量のメダカが泳いでいるような…。
ハッΣ(゜ロ゜〃)
…この感じ、知ってる!
…間違いない!!
…点滴のせいだ!!!
いちにのさん!で顔を上げると…
ほら…(´△`)
抗生剤の点滴が空っぽ、全部落ちてる…。
ひたすら腹を抱えてうずくまっていたから気づくのが遅れた。30分かけて体に入れる薬が、一気に体内に流れ込んだってことだ。
…っていうか、ま、まさか
速さを調節する所(ポタポタっと雫が落ちるところ)を確認すると
…全開になってる( ̄Д ̄;)
ていうかOさんめっ!! トイレに行こうとするのを制止してまで点滴を調節していたのに…(ー'`ー;)
心臓もバクバクしだしたし、変な汗が出始めた…。
これ、ヤバくね? ヤバくね? ヤバくね?
…このまま僕は、便器に座ったまま死んでしまうのか?
…カギをかけたままで見つけてもらえるかな?
…発見されたとき下半身が露わなのは、死んでいても死ぬほど恥ずかしいな。
…かといって、ズボンを履いたまま便器に座って死んでいてもおかしいしな。
…な~んてバカなことを考えているような体調ではなかったのだけれど、「Oさんの待つ病室に戻りたくない」と思ったことだけははっきり覚えている。
願わくばこのままトイレで尊厳死を~
しぶしぶ病室に戻ると、他の患者のもとへ行っていたベテラン看護師Kさんも戻ってきた。
K「…!? あ、抗生剤…、ちっちゃいから、早く終わっちゃった…ね(汗)」
Oさんの「主査」という立場を考慮した言葉、若干震えてたし、ホントに語尾に(汗)がついてた。
僕はといえば、ただでさえ高熱と腹痛で苦しんでいた上に、心臓バクバクが半日も続いた。
…マジ、殺されかけたぞ(ー'`ー;)
【終】
**************
この翌日、僕は夢でもOさんに殺されかける…
→第18話「Rusty nail」
さらにその後も、僕はOさんによって次から次へと苦しめられることになる…
・・・〓■●
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恐怖の看護師シリーズ第4話(終)
入院日記16話「妊娠→[地球外生命体]→出産…!?」のつづき。
【あらすじ】
検査室で仕事をして患者を診るのは初めてという看護師のOさんが異動でやってきた。
Oさんが点滴をつなぐのにもたついていると、エイリアンが飛び出すような痛みがおなかに襲いかかってきた。
最低限の調節をしてもらって僕はトイレに駆け込み、1.1秒で個室に入る。間に合った~(´▽`)
…ん!?、んん!?
…こ、今度はなんだ('〇';)
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やたら体がゾクゾクするぞ。
なんだ? なんだ?
ゾクゾクっというより、体中がシュワシュワってする。なんていうか、血管の中を大量のメダカが泳いでいるような…。
ハッΣ(゜ロ゜〃)
…この感じ、知ってる!
…間違いない!!
…点滴のせいだ!!!
いちにのさん!で顔を上げると…
ほら…(´△`)
抗生剤の点滴が空っぽ、全部落ちてる…。
ひたすら腹を抱えてうずくまっていたから気づくのが遅れた。30分かけて体に入れる薬が、一気に体内に流れ込んだってことだ。
…っていうか、ま、まさか
速さを調節する所(ポタポタっと雫が落ちるところ)を確認すると
…全開になってる( ̄Д ̄;)
ていうかOさんめっ!! トイレに行こうとするのを制止してまで点滴を調節していたのに…(ー'`ー;)
心臓もバクバクしだしたし、変な汗が出始めた…。
これ、ヤバくね? ヤバくね? ヤバくね?
…このまま僕は、便器に座ったまま死んでしまうのか?
…カギをかけたままで見つけてもらえるかな?
…発見されたとき下半身が露わなのは、死んでいても死ぬほど恥ずかしいな。
…かといって、ズボンを履いたまま便器に座って死んでいてもおかしいしな。
…な~んてバカなことを考えているような体調ではなかったのだけれど、「Oさんの待つ病室に戻りたくない」と思ったことだけははっきり覚えている。
願わくばこのままトイレで尊厳死を~
しぶしぶ病室に戻ると、他の患者のもとへ行っていたベテラン看護師Kさんも戻ってきた。
K「…!? あ、抗生剤…、ちっちゃいから、早く終わっちゃった…ね(汗)」
Oさんの「主査」という立場を考慮した言葉、若干震えてたし、ホントに語尾に(汗)がついてた。
僕はといえば、ただでさえ高熱と腹痛で苦しんでいた上に、心臓バクバクが半日も続いた。
…マジ、殺されかけたぞ(ー'`ー;)
【終】
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この翌日、僕は夢でもOさんに殺されかける…
→第18話「Rusty nail」
さらにその後も、僕はOさんによって次から次へと苦しめられることになる…
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