「きしめんプロポーズ」
友人の結婚式に参加したお話第6話。
前回の「婚前ラブラブひざ枕」 のつづき。
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/2ed731c857d4a6744e3ee155cc9e02e1
ようやく結婚式のお話までたどり着いたぞ。
**************
もうすぐ式が始まるという段になって、またひとつ体に異変が出てきた。
先ほどまで下っていたが、今度は腹が減ってきた。
式場を発見して一安心したのと、披露宴での食事のために朝を少食(コーンフレーク)にしたのが原因だろう。
おなかのグーグーって音は自分で抑制することができるのだろうか?
うぅ、困った困った。静粛な式でグーって響いちゃったら恥ずかしいぞ。
目の前にはコンビニがあるが、ここで席を離れてまたこのカフェに戻ってく来るのも気が引けるしなぁ。おなかに力を入れると余計グーグーいうし。はぁ困った。
おなかの音と闘っているうちに式の時間がやってきた。
皆様の後をつけてチャペルに入る。
何のBGMも流れていないけれど、僕の脳裏ではあの曲がエンドレスリピートで流れだした。
「キャニュセレブレー キャニュキスミートゥナーイ」
…と思わず口ずさみたくなる。
結婚式っていったら僕らの世代は「CAN YOU CELEBRATE?」なんだよなぁ。まぁ、僕がたまたま小室信者のせいもあるけれど。
小室がピアノを弾いて、ウェディングドレス姿の安室が歌うそんなPVのシーンがどうしても浮かんでくる。
果たしてどんな結婚式になるんだろう。
まずスタッフの方から軽く説明を受ける。
ふたりの希望で「人前式」だという。
「人前式」とは、神様に誓うのではなく集まってくれた方に誓って、列席者が証人となるというもの。
結婚式にまったく縁のない僕は「へぇ~」の連発だった。
僕にとって「はじめまして」の新郎の入場、BGMはなんだったかな?ミスチルだったっけな?
後ろの方の席はスピーカーが近くて、BGMがやたら大きくて声があんまり聞こえない。イタタタタ(≧▽≦;)
新婦のMさんからは愚痴しか聞いたことがなかったが、良さげな方だなぁと思った。
そして、新婦入場。
扉の向こうでMさんが準備をしているのだが、Mさんがあーだこーだブツブツ何かしゃべっているのが聞こえる。
Mさんは緊張していたり、照れていたりすると「ぃゃ違うんだよ」から始まって何かしらブツブツしゃべり続けるが、まさにそれが扉の向こうから伝わってくる。
アイツらしいな(^∇^)
静かなストリングスで入場の曲がかかる。
キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!
イントロクイズだったら間違いなく0.01秒の早さでボタンを押してたぞ。
入場曲が「CAN YOU CELEBRATE?」だぁ(〃^∇^)o_彡☆
「キャニュセレブレー」と歌が始まると同時に扉が開く。
ヾ(@゜▽゜@)ノ
ぉお、花嫁になってる!!
んもう、いきなり感動(/_<。)
ホントおっちょこちょいで、面倒をかけるあの子が花嫁になってる。
この感動をうまく伝えるのは難しいんだけれど、そこにいるのはドレスを着ているだけのMさんじゃなくて、全身で花嫁になったMさんだった。
よく似合ってるo(б▽бo)
しかも、瞳が涙で潤んでいるのかキラキラしてるから、こっちもつられて涙腺が緩んできた( p_q)
他のお友達さんも感動して完全に泣いちゃってる。
それを見てまた僕の涙腺が緩んできた。
んもう、入場しただけでなんでこんなに泣けるんだろう(涙)
この一瞬だけで結婚式に参加できてホントよかったと思った。
そのあと新郎からのプロポーズ。
プロポーズの内容は忘れてしまったけれど、「どんな時も一緒にいよう」というようなものだったかな?
この上ないくらいの棒読み、むしろ「きしめん読み」という言葉作っちゃいたいくらいの緊張感あふれるものだった。
完全に照れているのか、顔をちょっと右に空して聞いているMさんが印象的だった。
それでブーケを新婦さんが受け取って結婚成立。
盛大な拍手の後、司会の方が「皆様に証人として署名をいただいております」と紙を見せた。
ハッΣ(゜ロ゜〃)
コレ、受付で名前書いたヤツだ。
クッソー!!何の説明もなしに名前を書かされたぞ(笑)
うまいことヤられたぜ(^∇^)
しかも一番上に署名しちゃったし、これで離婚なんてことになったら責任が重いな(^▽^;)
ふたりが退場する時は、「おめでとう」と言いながらみんなで花びらをかけた。
Mさんまた瞳がキラキラしてる(*ё_ё*)
うん、結婚式っていい。なんかいい。
それにしても、おなかがグーっていわなくて良かった(⌒▽⌒ゞ
**************
写真3のハートの折り紙は新婦が折ったもの。
水色と黄色とピンクの3種類があって、この後の披露宴で何色のドレスを着るかを予想して、ひとりひとつずつもらいました。
正解者には素敵なプレゼントを用意しているとのことで、僕はピンクと予想。
結果は果たして?
次回につづく。
友人の結婚式に参加したお話第6話。
前回の「婚前ラブラブひざ枕」 のつづき。
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/2ed731c857d4a6744e3ee155cc9e02e1
ようやく結婚式のお話までたどり着いたぞ。
**************
もうすぐ式が始まるという段になって、またひとつ体に異変が出てきた。
先ほどまで下っていたが、今度は腹が減ってきた。
式場を発見して一安心したのと、披露宴での食事のために朝を少食(コーンフレーク)にしたのが原因だろう。
おなかのグーグーって音は自分で抑制することができるのだろうか?
うぅ、困った困った。静粛な式でグーって響いちゃったら恥ずかしいぞ。
目の前にはコンビニがあるが、ここで席を離れてまたこのカフェに戻ってく来るのも気が引けるしなぁ。おなかに力を入れると余計グーグーいうし。はぁ困った。
おなかの音と闘っているうちに式の時間がやってきた。
皆様の後をつけてチャペルに入る。
何のBGMも流れていないけれど、僕の脳裏ではあの曲がエンドレスリピートで流れだした。
「キャニュセレブレー キャニュキスミートゥナーイ」
…と思わず口ずさみたくなる。
結婚式っていったら僕らの世代は「CAN YOU CELEBRATE?」なんだよなぁ。まぁ、僕がたまたま小室信者のせいもあるけれど。
小室がピアノを弾いて、ウェディングドレス姿の安室が歌うそんなPVのシーンがどうしても浮かんでくる。
果たしてどんな結婚式になるんだろう。
まずスタッフの方から軽く説明を受ける。
ふたりの希望で「人前式」だという。
「人前式」とは、神様に誓うのではなく集まってくれた方に誓って、列席者が証人となるというもの。
結婚式にまったく縁のない僕は「へぇ~」の連発だった。
僕にとって「はじめまして」の新郎の入場、BGMはなんだったかな?ミスチルだったっけな?
後ろの方の席はスピーカーが近くて、BGMがやたら大きくて声があんまり聞こえない。イタタタタ(≧▽≦;)
新婦のMさんからは愚痴しか聞いたことがなかったが、良さげな方だなぁと思った。
そして、新婦入場。
扉の向こうでMさんが準備をしているのだが、Mさんがあーだこーだブツブツ何かしゃべっているのが聞こえる。
Mさんは緊張していたり、照れていたりすると「ぃゃ違うんだよ」から始まって何かしらブツブツしゃべり続けるが、まさにそれが扉の向こうから伝わってくる。
アイツらしいな(^∇^)
静かなストリングスで入場の曲がかかる。
キタ━━━(゜∀゜)━━━ !!!!!
イントロクイズだったら間違いなく0.01秒の早さでボタンを押してたぞ。
入場曲が「CAN YOU CELEBRATE?」だぁ(〃^∇^)o_彡☆
「キャニュセレブレー」と歌が始まると同時に扉が開く。
ヾ(@゜▽゜@)ノ
ぉお、花嫁になってる!!
んもう、いきなり感動(/_<。)
ホントおっちょこちょいで、面倒をかけるあの子が花嫁になってる。
この感動をうまく伝えるのは難しいんだけれど、そこにいるのはドレスを着ているだけのMさんじゃなくて、全身で花嫁になったMさんだった。
よく似合ってるo(б▽бo)
しかも、瞳が涙で潤んでいるのかキラキラしてるから、こっちもつられて涙腺が緩んできた( p_q)
他のお友達さんも感動して完全に泣いちゃってる。
それを見てまた僕の涙腺が緩んできた。
んもう、入場しただけでなんでこんなに泣けるんだろう(涙)
この一瞬だけで結婚式に参加できてホントよかったと思った。
そのあと新郎からのプロポーズ。
プロポーズの内容は忘れてしまったけれど、「どんな時も一緒にいよう」というようなものだったかな?
この上ないくらいの棒読み、むしろ「きしめん読み」という言葉作っちゃいたいくらいの緊張感あふれるものだった。
完全に照れているのか、顔をちょっと右に空して聞いているMさんが印象的だった。
それでブーケを新婦さんが受け取って結婚成立。
盛大な拍手の後、司会の方が「皆様に証人として署名をいただいております」と紙を見せた。
ハッΣ(゜ロ゜〃)
コレ、受付で名前書いたヤツだ。
クッソー!!何の説明もなしに名前を書かされたぞ(笑)
うまいことヤられたぜ(^∇^)
しかも一番上に署名しちゃったし、これで離婚なんてことになったら責任が重いな(^▽^;)
ふたりが退場する時は、「おめでとう」と言いながらみんなで花びらをかけた。
Mさんまた瞳がキラキラしてる(*ё_ё*)
うん、結婚式っていい。なんかいい。
それにしても、おなかがグーっていわなくて良かった(⌒▽⌒ゞ
**************
写真3のハートの折り紙は新婦が折ったもの。
水色と黄色とピンクの3種類があって、この後の披露宴で何色のドレスを着るかを予想して、ひとりひとつずつもらいました。
正解者には素敵なプレゼントを用意しているとのことで、僕はピンクと予想。
結果は果たして?
次回につづく。