その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記03-3

2009-05-31 13:02:05 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院3日目第3話。

影の正体は母親だった。MR.BRAINの後半戦、まさにここからというタイミングで現れた。これぞKYの真骨頂だと思う。テレビを理由に1時間後来てくれというわけにはいかず、渋々テレビを諦めた。

母親は謎な物を持ってきてくれた。飲み物と雑誌なのだが、「天然水ピーチ」という「桃の天然水」の偽物みたいな飲み物と見るからに高校生が読みそうなファッション誌だった。

ちょうど映画の公開に合わせて「ルーキーズ」特集だ。登場する方のインタビューがたっぷりと掲載されている。

これ、ファッション誌じゃないなぁ。

これ、女性向けのアイドル情報誌か?

その名も「ジュノン」。

つけめんには興味があるがイケメンには一切興味がないので、ルーキーズのメンバー全員の笑顔で飾られた表紙を見て、僕は苦笑いを返すしかなかった。

母親はそう長居をせずに帰った。僕は急いでテレビをつけたが先週と同じく事件が解決したあとだった(ノ△T)

暗号の意味も犯行のトリックも迷宮入りだ…。

夜には、第2話をきちんと見れて満足とううか恐怖を覚え、再び長き夜に突入した。
夜10時から朝6時までの消灯時間、ホントありえない話だが一睡も出来なかった。

確かに昼寝をしてしまったのもいけないが、毎日朝5時6時に寝る習慣が大きく影響を及ぼしている。

入院してこれじゃ、返って体に負担がかかっているような…。

潰瘍性大腸炎の方は、下血は大分収まっているが、下痢の回数が15回と増えてしまった。そう簡単にはいかないもんだな。

【3日目終了】

入院日記03-2

2009-05-31 08:21:50 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院3日目第2話

喉の違和感。
これも昨夜の眠れぬ夜に感じたものだ。点滴をつけてもらったあと売店でのど飴を買う事にした。

前回の入院時には、絶食中にも関わらず食料調達で大変お世話になった。今回はまだ悪さをする時期じゃないのでのど飴だけを買う。(悪さをする時期なんて本来あるはずないが)

部屋に戻り飴を食べたことで何となくテンションが上がってきた。

何かできるかも。

荷物を軽く整理し、持ってきた文庫本の中から、原宏一の「床下仙人」を読むことにした。原さんの小説はユニークで読みやすい。以前読んだ「かつどん協議会」は最高に笑えた。

「床下仙人」には小説が5篇入っていて、表題作の「床下仙人」と「てんぷら社員」を読んだ。どちらもタイトルからして実に興味深い。

午後3時からMR.BRAINの初回2時間の再放送がある。先週たまたまTVを付けたところ、このドラマがやっていて、終わりの20分だけを見ることができたのだが、内容が気になって気になって仕方なかった。

時刻は4時をまわりドラマは後半戦へと突入した。ちょうど真犯人が判明するときに僕の病室にひとつの影が忍び寄った。

【つづく】

入院日記03-1

2009-05-30 18:00:18 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院3日目。

消灯の時間が過ぎてから6時間が過ぎようやく眠ることに成功した僕は、残酷なことに起床時刻前に目が覚めた。

5時45分。

「ぐおぉぉ!うぉぉ!うぉぉ!!」と叫びたい気分だったが、病院のベッドで叫ぼうものなら看護師さんが駆け寄って大騒動になるのは必至なので自粛した。

代わりに「くぅぅん」と弱気な犬の鳴き声を心の中でしてみた。(´`)

眠れぬ長い夜の中で気になり出した左腕の違和感が、ハッキリと痛みに変わった。

目に見える形で分かる、点滴が漏れてる。

今回も点滴とは相性が悪いらしい。仕方なく右手に付け替えてもらうことにした。

不便だ。

肘を曲げると点滴が落ちてこない。だから携帯を右手で操作出来ないのだ。

だから今左手でポチポチ打ってる訳だが、手のひらから携帯がスルリとすっぽ抜ける。

本を読むのも不便だし、ナニをするにも不便だ。(カタカナ表記には特に意味ないということで…)

【つづく】

入院日記02-2

2009-05-30 11:01:05 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院2日目第2話

後半戦もグッタリンコで横になっていた。夜8時にペンタサ注腸もササッと終え、消灯の時間を待たずして睡眠モードに移行した。

たっぷりと眠った満足感で目を覚ますと、なんとまだ消灯前だった。

今夜も長くなりそうだ(´⌒`)

しかも今までのグッタリが嘘のように目が冴えて、一向に眠れない。

寝心地の悪いベッドで右左右左右左右左~とやっていると喉の調子が悪くなってきた。タンが絡むのと渇いた咳が出る。

風邪か…。

点滴をさしている左腕もなんとなく痛いし、いつになったら眠れるのだろう。


最後に時間を確認したのは4時20分。その後記憶がないから眠ったらしい。


肝心な体調は、案外調子いい。夜中にトイレに行く回数が2回だけで済んだ。大きな出血もない。

この調子なら回復が早いかもしれない。

【2日目終了】

入院日記02-1

2009-05-30 06:06:57 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院2日目。

目覚めは最悪だ。頭がガンガンする。結局まともな睡眠ができなかった。夜中何度も見回りに来る看護師さんを逃さず全部気づいている自信がある。

朝一のトイレは酷い出血を伴った。一気にテンションが下がる。

今日も僕は「無気力たぁちゃん完全体」だ。起きていられない。

4人部屋の503号室では、一人が退院し、二人が入院してきた。それでもひとつベッドが空いている。

ひとりはポリープの手術、ひとりは別の整形外科病院からの転院だ。整形外科で手術したのち、最初の食事を食べたら胃がおかしくなったらしい。

その最初の食事がスパゲッティだったらしく、家族の方もここの先生も「ありえない」と言っていた。

病院選びは慎重に、と思った。

N先生は引き続き、貧血の心配をしていた。あんまり動きまわらずと指摘をされたが、ほとんどベッドに張り付いている。

夜中はポータブルトイレを置いてもらって、トイレにすら行かない方がいいと言われた。

そこまで安静にしなきゃダメなのか。

つい数日前までパチンコホールで働いていたなんて、実に罰当たりな事をしてしまった。

【つづく】

入院日記01-3

2009-05-29 14:23:52 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院日記1日目第3話

今回の主治医もN先生だ。外来でもお世話になっているし、病気の経過を知っているので気が楽だ。

午後3時ごろN先生がやって来た。午前中の採血の結果(貧血)が著しく悪かった。また輸血の話がでたが大袈裟な話ではなくなってきた。

とりあえず増血剤の点滴をすることになった。これ以上悪くなれば輸血。

更にプレドニンを最大量の40gに増量するかもしれないという話だった。


点滴の先生が来た。好きな人はいないだろうが、僕は点滴が大嫌いだ。さしているところがすぐ痛くなるからだ。よく漏れて腫れ上がって、別の箇所にさして、まただめになって、別の箇所にさして、まただめになって「さす場所がない」と先生が困惑する始末だ。

今回はどうだろうか。

1日4本、24時間つけっぱなしだ。前回飲んでいたラコールというカロリーメイトの缶ジュースみたいのは今回は飲まない。

再び僕はグッタリとベッドへ横になった。薬の時間や検温の時間に起きてまた寝てを繰り返し。

最悪なのは消灯してからだった。眠れないというのではないが目が覚める。もともと普段の生活が夜行性なのも原因のひとつだろう。

まず1発目の目覚めが悪かった。そろそろ朝方かと思って時間を確認すると23時20分…。そろそろ朝かとおもったら0時30分…。

実に長い夜だ。


【入院1日目終了】

入院日記01-2

2009-05-28 21:07:11 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院1日目第2話。

グッタリとしているところに採血がまわってきた。入院時には大量に血を抜いていく。

昨日採血したばかりなのに…。

最悪なことに昨日同様血が出ない。ベッドに横になったままの採血で血を抜かれるところを見れない。いろいろとやってるみたいだが、出てるのか出てないのか、あとどのくらいかかるのか、ゴムチューブでキツく締め付けられている左腕がつりそうだった。スーパーロングな採血の果てには、ベッドのシーツに血を垂らす始末。んにゃろ#

おかげでグッタリ度のレベルが上がった。赤い斑点が付いた白いベッドに横になっていると、入院時定番の検査になった。腹部と胸部のレントゲン、心電図、血の凝固時間だ。

ひととおり検査を終えると、薬剤師の先生が部屋に来た。6年ほど前、潰瘍性大腸炎での2回目の入院時にお世話になった方だ。当時、プレドニンの副作用でまるでゾンビのようになった僕を知っている。

顔がボコボコに膨れ上がり、唇から喉の奥まで口中が真菌(シンキン)と呼ばれるカビに侵され、この痛みは文章では到底伝えられない。水どころか唾さえ飲み込めなかった。

このとき僕の左目がおかしくなった。強い乱視になり、角膜が傷付き易くなった。ドライアイで表面がよく痛くなるし、普段から左目が潰れてる。

書き出したらキリがないんだけど、プレドニンって薬はホント怖い。

僕がプレドニンを毒薬と称する理由がお分かりになっただろうか。

【つづく】

入院日記01-1

2009-05-28 19:59:53 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
今日から持病の潰瘍性大腸炎で4度目の入院だ。前回は3ヶ月以上の入院になったが今回は1ヶ月程度と見込んでいる。

いつもはパソコンからなので、携帯からの更新はしんどいが、僕自信が闘った証しとして毎日書いていこうと思う。


入院1日目。

昨夜から準備やら片付けやらで寝るのが遅くなってしまった。それがたたってか朝から下血の量が多い。

普段は昼頃起きる僕には早起きだ。朝からドタバタやっているせいで部屋で飼っているキャロル(猫)も興奮している。

気分を陰鬱にするにはもってこいの演出、雨も降りだしている。



大量の荷物を抱えて、病院にやって来た。病室は前回の位置に近い503号室だ。窓側が良かったが通路側だ。

設備の説明を受けるのも4回目だ。トイレを案内された時に吐き気のような気持ち悪さを感じた。前回の長く苦しく辛い入院の記憶がリアルに蘇ってくる。

朝の大量出血やめまいのせいか、全く活力が湧かない。持ってきた荷物を整理する気分になれず、白いベッドへ横になった。


【つづく】

入院決定

2009-05-28 01:53:12 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
明日入院。

今から9時間後には病室のベッドの上にいることになる。

**************

今回もまた予約なしなので診察に呼ばれたのは午後になってからだ。

診察室に入ると、担当医のN先生は機嫌が悪そうだった。軽く症状の経過を説明すると、仕事を休んでいなかったことにおしかりを受けて戸惑ってしまった。

そんなぁ…。

前回確かに「仕事休んだほうがいいよ」と言っていたけれど、「今すぐ休みなさい」という意味だったのかもしれない。

とりあえず採血の結果を見て考えましょうということで、おなじみの採血室に足を運んだ。

**************

僕の前の患者は、20歳ぐらいの女性の方で、お母さんと一緒に来ていた。単なる過保護なのか、彼女にピッタリとくついていくし、採血の先生の話にすぐ口をはさむし。

彼女は採血をしたことがないらしく、やけに怖がっている。先生も安心させるような会話をしているのだが、彼女は怖さゆえに口数が多くなっていた。

僕はその彼女のとなりで採血だ。僕は数え切れないほど採血をしているから怖くない。ただ、針を刺すのを失敗されたり、内出血させられたり、うまくさせなかったために血が出てこなかったりという人的ミスは怖い。

隣ではこっちが陰鬱になる会話をしている中、僕の採血は針を刺したものの血が出ないという恐れていたことが起きた…。

おかげで「あれ!?」と言いながら刺した針をぐいぐいと出し入れされ、無駄に痛い思いをする羽目になった…。

となりの彼女もずいぶん長い採血だったが終了したようだ。…が、突然パニックになり、泣き出すは、気持ち悪いだの大騒ぎになった。おかげで、僕の採血後の処置を雑にやられて、僕を担当してくれた先生も隣の彼女のもとへ駆け寄った。

「えっ!?」

何も言わずに放置されてしまった。採血は下手だし放置するしで思いっきりイラッとした。

**************

採血の結果を待って、ついに運命の時がやってきた。輸血するほどではないが貧血が進んでいるとのこと。あえて「輸血」の言葉を出すくらいだから、決して軽い貧血ではないのがわかった。確かに、軽度貧血まで復活していた数値がまた中等度貧血の域まで落ちている。

「入院して絶食で治療しよっか。」

「んじゃ、明日。」

とスパパパパーンと入院が決まった。今までの入院の時はベッドの空き待ちで3日~1週間くらい猶予があったけれど、突然「明日」と言われて驚いてしまった。

準備が…大変だな。

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病院の会計が済んで家に帰ったのはすでに3時。職場には「入院するかも」という予告をしていたので連絡をしやすかった。

それから、入院の準備がウンザリするくらい大変だった。疲れて昼寝をしてしまったし。

前回の入院は3カ月以上だった。今回はそれほど悪くないが1ヶ月くらい帰ってこれないかもしれない。だから、暇つぶし分の準備をしっかりしておかないといけないのだ。

特に危ないのは充電器だ。携帯の充電器を忘れたら最悪だ。そんな中、入院中大変お世話になるNintendo DSの充電器がいまだに見つからず困惑しているのである。

**************

あと8時間後には潰瘍性大腸炎での4度目の入院の手続きだo(´^`)o


強制早退(鬱)

2009-05-27 03:33:52 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
近況報告。

前回、持病の書き陽性大腸炎が驚愕のスピードで悪化して、僕が毒薬と称するプレドニンが増量したという話をした。

それから2週間が過ぎた。

単刀直入に「良くなっているのか?」と聞かれれば、よくなっているような気がする。出血(下血)の量が減っているのは体感できる。でも、腹痛と下痢は変わらないか悪くなっているような気もする。

僕の仕事はパチンコ店のホールスタッフだ。無駄に人件費削減なんかしているから、トイレで抜けれるよう余裕はほとんどない。それでも、トイレに行かなければ、僕自身にも、パチンコホールにも大惨事になるから、無理を言って抜けたり、強引に抜けたり、こっそり抜けたり…。

どうであれ、職場には大変迷惑をかけているわけで、その頻度が増してきている。

2週間たって、よくなっているのか、悪くなっているのか。

さらに悪いことに、ここ2日間は、夜の腹痛と下痢が多く、ほとんど眠ることができていない。2日目の今日は、貧血もたたりフラフラとめまいはするし、吐き気は催すし。最初の1時間は何とか乗り切ったが、その後の1時間で、トイレに4回も駆け込む羽目になり、とても仕事にならず、ついに強制的に早退させられることになった。

とても屈辱だった。

いや、プライドがどうのこうのというのではない、

よく「辛かったら早退してもいいよ」とか「明日休んでも…」とやさしい言葉をもらうけれど、1日安静にしたからといって、翌日良くなるような安っぽい病気じゃない。
だから、辛いから早退や休みを受け入れたら、これから先の出勤でも早退したり休まなければいけなくなる。


強制早退。

「いても意味ないから帰れ」というのではなくて僕の体を心配しての強制早退ではあったが、「いても意味ない」というのは痛感せざるを得ない。


次の出勤が憂鬱にならないわけがない…。


**************

さらに、病気ネタを続けさせていただく。

最近は微熱が続いている。37.4度前後の熱で、そのせいで体中がきしむように痛むし頭痛も激しい。

さらに下血のせいで貧血が進んでいるのだと思う。動悸とめまいが頻繁に起こる。

食欲も全くない。1日カロリーメイトひと箱だけという日も。確実に痩せてベルトをしていても外出先でズボンがストンっと落ちそうになる。

聞いたことないかもしれないが、指がつる。これは何が起因しているのかわからないのだが、前回入院する前も箸を持つことすらできなくなった。まだそこまでではないが、指がつる。

さらに、毒薬らしくプレドニンの副作用が出だした。ゲッソリしている顔がむくみだした。さらに口の中がざらざらして、チリチリ痛い。例えると口の中全体を火傷したような状態だ。

プレドニン20mgで副作用が出だすのは驚きであり恐怖でもある。

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この2週間暗いことばかりだったのかといえばそうでもない。ホントはいろいろ書きたかったけど、テンションが上がらずかけなかっただけだ。

まとめてサクッと書いておこっと。


映画GOEMONを見に行ったものの、上映時間を確認しているときに恐ろしいほどの腹痛に襲われて、見るのを断念(T△T)

以前から目を付けている特大のクリームあんみつが1000円から900円に値下がりしていたので、食べようと思ったが、やはりおなかの具合と相談して断念。

踏んづけてメガネを壊してしまったので、カッチョいい新しいメガネを作った。

「高級粒あん」という山崎製パンのあんパンにはまって、こだわりのポイントを文章にまとめてみたり。写真を撮ってみたり。(今は食欲減退のため食っていない)

ゲームセンターでまっくろくろすけのキーホルダーを大量にゲットしてきたり。

部屋の模様替えをしてみたり。

サボテンが一本枯れたり、残りの二本も風にあおられたカーテンで窓辺から落下。床は土だらけ、サボテンコロコロ。

キャロルのために食用用の草を買ってくれば、その日以来しょっちゅうゲロするし。

**************

それで、また病気のお話に戻るんだけど、予約はないけれど、明日再び病院に行って相談してこようと思う。


上に書いたように、腹痛、下痢、貧血、動悸、微熱、食欲減退、副作用など抱えて生活するのが疲れてきた。

仕事は休みがもらえることも考えると、入院して、絶食して、一気に直すのが一番いいように僕は考えている。

もう何度も繰り返し悪くなっているから、大腸の全摘出手術の覚悟もできてるし。


とりあえず、また明日ご報告を。


毒薬増量の果てに?

2009-05-14 03:37:31 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
今回はまじめなお話。


5/12
持病の潰瘍性大腸炎が急激に悪化してきたので病院に行ってきた。予約していないのと先週はゴールデンウィークで休みだった影響で相当待たされるだろう。

9時に受付を済まし、そのまま床屋に向かう。

髪の毛に関して厳しい職場から指摘を受けて髪の毛を切りに行かざるを得なくなっていたのである。いつも無駄に伸ばしているのでブラックリストに載っているのだ。

「ったく、切って1ヶ月もたっていないのに…。」

まったく腑に落ちないわけだが、いつも長めに残してくる僕に原因があるのだが。

最近じめじめしていることもあり、縮毛矯正をかけることにした。

「これで長さはもとよりボリュームダウンでサッパリ!文句は言わせねぇ!」

縮毛矯正のおかげでだいぶ時間を潰せた。ちょうど12時に病院に戻ったが、まだ予約の方の診察中のようで、当日受付の診察は始まっていないようだ。

それは、グッタリとしていてどこか殺伐とした待合室の空気がそう思わせる。

タップダンス級の貧乏ゆすりをしてイライラ待つ人がまわりをさらにイライラさせているのだ。

結局呼ばれたのはさらに2時間40分待ってからだった。

(;´ρ`) グッタリ

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病状の経過を一通り説明し、副作用の強いプレドニンというステロイド剤の投与量を増やすことになった。

飲む量は外来で処方できる最大量の20mgだ。

入院中の40mgから順調に10mgまで減らしてこれたが、またやり直しである。

数値で言ったら大した量の違いがないけれど、副作用を中心に考えると、とても大きな差なのだ。僕はこれを何度も体で味わっている。

減らすときは1ヶ月で2.5mgずつと慎重に行わないと、潰瘍性大腸炎の症状が一気に悪くなってしまったりと、ホント危険極まりない薬だ。

しかも、滅茶苦茶苦い。僕にとっては毒薬としか思えない。

飲み薬で増えたのはプレドニンだけだが、すでに消化器系の薬を大量に飲んでいて増やす余地がないのだ。

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ペンタサ注腸も2日1回から1日1回に増量。

「ペンタサ注腸」とは、液状の薬を肛門から大腸に直接入れて、横になって30分近くゴロゴロと体の向きを変え大腸にまとわりつかせる薬だ。

準備と後片付けが面倒くさいし、大量のゴミが出るし、大腸に液体を入れること自体苦痛が伴うし…。

1日1つのパックに入っていて1ヶ月分はものすごい量になる。調剤薬局ではいつもでかい段ボール箱で渡されて、僕はそれを両手で抱えて持って帰るわけで、他の患者さんの目が結構痛いし。

大腸に入れるためのカテーテル(チューブ)が実費で1日分80円ぐらいかかるし…ホントいいことない。

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とりあえずこれでやって、悪くなるようだったら『入院』ということになった。
「毒薬増量→様子見→ダメなら入院」すべて予想の範囲内である。

体を使う仕事なので仕事を控えめにということもいわれた。

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潰瘍性大腸炎は特定疾患(難病)なので公的負担を受けれるけれど、カテーテル代などの実費負担があってやっぱり高くなってしまう。大量の薬セット(段ボール)を抱えて車に乗ると知らない携帯番号からの電話がかかってきた。

「僕の病気を心配して職場の誰かが電話をかけてくれたのだろうか」

とりあえず…スルーで…。

家に到着してもう一度電話がかかってきた。おそるおそる電はに出てみると…。

「山根さんの電話ですか…」

明らかに困惑したようなおじさんの声だった。

「…いえ、違いますけど(汗)」


「山根」っていったら、今はアンガールズを思い浮かべる方が多いかもしれないけれど、僕の脳裏にはちびまる子ちゃんに登場する虚弱体質の山根君が浮かんだ。

「今の俺って…確かに山根君みたいだ…」


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さて、一応今飲んでいる薬(一日分)を全部書いてみよっと

プレドニン 4錠
ペンタサ 8錠
セレキノン 3錠
ムコスタ 3錠
ガスロン 2錠
ザンタック 2錠
ビオスリー 6錠
ワンアルファ 1錠
ラックビー 6包

ペンタサ注腸+プロパデルムクリーム

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っていうか、入院してしまったら、来月あるASKA様のコンサート(しかもファイナル)に行けなくなってしまう…Σ(´□`;)




まっしろしろすけ(指名手配:キャロル)

2009-05-10 01:05:23 | その名も、たぁちゃん。
「まっしろしろすけ」でいいのかな、まっくろくろすけの白いヤツ。

一応「まっくろくろすけ」説明しておくと、ジブリ映画の「となりのトトロ」に登場するススワタリで、手でつかむと手がすすだらけになってしまう。


先日と言ってもとっても古い話になるんだけど、イオンレイクタウンのkaze棟の3階にあるゲームセンターのUFOキャッチャーでとったストラップ(?)。

本当は正統派のまっくろくろすけとセットで取ったのだが、ある日突然黒い方の行方が分からなくなった。

「まっくろくろすけ誘拐事件(?)」

事件性が高いとして僕は検証を進めていた。そしてまっくろくろすけの大親友であるまっしろしろすけの助けを借りてついに犯人の姿を写真に収めることに成功した。


まっしろ白すけに迫る右足。



むむむ、背後で興味ないようにしている♀猫が1匹。彼女が犯人なのか!?



ハッΣ(゜ロ゜〃)
一瞬にしてまっしろしろすけが…犠牲者になってしまった。



まだ戦いますか…。



そしてこれが新犯人の顔写真。名前はキャロル。おでこにマクドナルドの「M」マーク。しっぽが稲妻型。



足を組んで体をひねってセクシーポーズで誘惑!?
あなたはもうすっかり指名手配です。



そして、まっしろしろすけもついに姿をくらましてしまいました…。

犯人を捕まえた方にはもれなくこのバカ猫キャロルを差し上げます。




まん丸たこ焼きウマー

2009-05-08 02:08:24 | その名も、たぁちゃん。
久しぶりにたこやき器を使ってみた。

普通のものよりも大粒にできるタイプのたこやき器。去年amazonで衝動買いしてしまったものだ。

買ったものの大して使う機会がなく、棚に眠っているのを発見して引っ張り出してみたのだ。

足りないものをスーパーで買い物をして、デザートにパイナップルを買った。

キャベツを千切りにして、粉を卵と水で溶いて、冷凍してあったタコを水で解凍し、鉄板を温めて…。

鉄板に生地を流し込んで、キャベツを入れて、タコを入れて、天カスを乗っけて、最後にまた生地を流し込む。



焼き色がついたころを見計らって、せっせとひっくり返す。不器用ながらもクルリンとひっくり返す。



なんともかわいいまん丸のたこやきが出来上がった。



こいつにソースとマヨネーズをかけ、かつおぶしと青のりをかけて完成"(^ー,^)"



せっかくなので皆さんの元に香りだけでも届けたいっ!!
…ということでアップ写真もどうぞ。(届くわけねーか)




**************

【リンク】

和平フレイズ ヤキヤキ屋台 なにわの大だこ電気たこ焼器19穴 (YR-8222) (amazonより)

http://www.amazon.co.jp/%E5%92%8C%E5%B9%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%BA-YR-8222-%E3%83%A4%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%82%AD%E5%B1%8B%E5%8F%B0-%E3%81%AA%E3%81%AB%E3%82%8F%E3%81%AE%E5%A4%A7%E3%81%A0%E3%81%93%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%81%9F%E3%81%93%E7%84%BC%E5%99%A819%E7%A9%B4/dp/B00022URHC/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=kitchen&qid=1241712975&sr=8-3

僕が使ったたこやき器です。


毒薬苦し

2009-05-07 04:30:28 | その名も、たぁちゃん。
昨日に続き病み日記です。


納得がいかないわけですよ。

ちゃんと薬飲んでるのに悪くなるのは。

確かに潰瘍性大腸炎は完治しないいわゆる難病ってヤツだけど、まじめに飲んでるのに悪くなったらどーすりゃいいの?

確かに食事制限は完全にシカトしてるけど、大腸にはあまり影響しないし、医師も大して気にする必要ないって言ってる。

そもそも、僕は暴飲暴食しない。脂っこいものは嫌いだし、辛い物も苦手、しょっぱいものも苦手だし、お酒も飲まない。比較的消化器系統に優しい食生活をおくっている。

生活のリズムが問題か。

幼児に持たせたタンバリンのようにしっちゃかめっちゃかな生活なことは否めない。出勤で家を出るのが13:30、家に帰ってくるのが深夜1:00過ぎ。だから一般的な生活とは半日近くずれているし、休日となれば一般的な生活を送らねばならないことも多い。
特にしんどいのはゴミ出しだ。家の地区は1番に回るらしくゴミ収集車が朝8:15に来る。近所の目もあるので夜中に出すわけにもいかず朝方出さねばならない。


今まで悪くなるパターンはいつも決まっていた。薬を飲まなかったからだ。勝手にやめて、病院にもいかずに放置して悪くなる。

しかし、今回はきちんと飲んでいるのに悪くなりやがった。

僕は大の薬嫌いだ。僕が小さい頃どれだけ母親を悩ませてきたことか。徹底して飲まないし、食べ物に混ぜて飲まそう作戦もすぐに見破り、食い物をバラバラに分解して薬を取り除いた。

今でも薬は嫌いだ。口に入れただけで吐き気がする。それでも毎日飲んでるのに、いや、飲んでやってるのに悪くなるのはどうしても許せん!!


副作用の強いステロイド剤(プレドニン)の量を順調に減らしてきたが、そこに原因があるというのが一番妥当な線だ。

僕はこの薬の副作用で大分痛い目にあっているので特に嫌いだ。粒が直径5mmぐらいのホントに小さな薬なのだが、口の中でもたつくと恐ろしい苦みを発する強烈なインパクトのある薬。良薬苦しとは言うけれど、良薬というよりは毒薬にしか感じない。

**************

医師によく聞かれるんです。

「前回、どこまで(プレドニンを)減らして悪くなったんだっけ?」

医師、カルテ見る。

「あ、そっか、勝手に薬止めて悪くなったんだっけ。」

僕、苦笑い。

医師、苦笑い。

**************

予約は入れてないけれど、5/12に病院に行こうと思っている。ゴールデンウィーク明けで大混雑なのは覚悟だ。

そこで、また聞かれるんですよ、きっと。

「前回、どこまで(プレドニンを)減らして悪くなったんだっけ?」

**************

【予告】

暗いネタがすづいたので、次回はおいしいおいしいタコ焼きネタをお送りしたいと思います。こうご期待!!

鬱モード中GW

2009-05-06 05:42:33 | その名も、たぁちゃん。
世間はゴールデンウィークだ。
天気の良い日が続き浮かれモードだ。

僕はといえば、
体調の悪い日が続き鬱モードだ。


うつ病まではいかない軽い鬱を患っている状態、厳密に言うと「一日で戻ってこれる浅いうつ病」を僕は「鬱モード」と勝手に呼んでいる。

3月にも鬱モードに悩まされ、そのことは、「脱・鬱モード」に書いたとおりだ。


持病の「潰瘍性大腸炎」が悪化している。悪化しているという事実も鬱な気分になせるのだが、その症状が鬱にさせる。

とりあえず、今の症状を書いておくと

・1日のトイレ回数(下痢)が軽く10回以上
・うずくまるほど腹が痛くなる
・出血も軽くしている

そんなところか。

そもそも、こうしてパソコンの前にいて、腹痛と下痢で苦しんでいるんだから、ホント何にもする気が起きない。

寝てても腹痛と下痢で起こされるし、トイレが一番落ち着く場所になったり…、生きていて何が楽しいんだろうって思っちゃったり…。

特に部屋にいると症状も悪いし、鬱な気分が強くなる。仕事も行きたくないし、何もかもどうでもよく感じる。

退廃的な気分だ。


でも、こうして書いていると、完全にはうつ病にならない気がするから、無理やり書いてみる。腹痛いけど書いてみる。何度かトイレで席を離れながらも書いてみる。


【リンク】


脱「鬱モード」(2009/03/23)
 http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/b34ce5096054acd8a2be600dc7bb0105


「たぁちゃん入院中@潰瘍性大腸炎」
 
http://blog.goo.ne.jp/taira1216/e/76b97651712bc4990fa8a812e3d8207c

去年3ヶ月ほど入院したとき、入院1ヶ月目に書いた、僕の苦悩や希望(全5話)