その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記33-6

2009-06-30 20:43:10 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院33日目第6話(6/29)
-大きな一歩編-


衝撃が、走った。

主治医のN先生が、サラッと、言った。

サラッと。


「流動食から始めてみよっか、水曜日ごろから。」

個人的にはまだ始める段階ではないと思っている、素直には喜べない。

現時点で食事を始めることには少しばかりの不安がある。それによって回復が遅れる可能性があるし、悪くなる可能性もある。

前回の入院でN先生とはいろんなことで意見が衝突した。点滴かIVHか、ラコールを飲む飲まない、食事を始める時期も僕とは意見が食い違った。

IVHに関して言えば、今回も強く熱望しているのだが黙って従うことにしている。食事に関しても大人しく従おう。

流動食→3分粥(がゆ)→5分粥→全粥(→常食)と食事はランクアップしていく。2日ペースで上げていくらしい。前回のパターンから考えると、全粥止まりで常食にはならないだろう。

その後の展開は不明だ。

食事を始めて悪くならなければ退院なのか、食事をしつつプレドニンをある程度減らすまでは入院なのか。

ただ、今の大腸の状態で退院になるのは不安だ。決して良い状態ではない。出血もまだしているかもしれない。だから、退院したらまたすぐに悪くなってしまう気がする。

取りあえずは、先生の言う通り食事を始め、悪くならないことを祈るばかりだ。


とはいえ、退院に向けて大きな一歩を踏み出したことには変わりない。それは素直に喜んでおこう。

大きな一歩(o^∀^o)


一番に伝えたいのは、いつも支えてくれる女神さんだ。電波の届く位置にいるか分からないけど、すぐにメールした。

遅れて届いたメールで一緒に喜んでくれた。「退院したら食事しよう」とも言ってくれた。

…大きな一歩だヽ(^∀^〃)ノ

【つづく】

入院日記33-5

2009-06-30 16:03:51 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院33日目第5話(6/29)
-来た!?編-


シャワーの時間を変えてもらいたいと看護師が謝りに来た。介護の必要な方を入れたいらしい。介護師さんの都合があるのだろう、僕は快く承諾した。


でも、タイミング悪いな。結局2時に点滴を2本目に交換し、2時20分頃シャワー準備で点滴を止める。

点滴を止めるのは新入りナース。止めた後濡れないように腕にラップを巻くのだが、これがまた下手くそで見ていてじれったかった。

他の看護師も不器用な方が多くやきもきしてしまうが、新入りナースの場合、独特なやり方だったから、なおさら「大丈夫かぁ」と不安になった。ツイてないな~。


相変わらず外はいい天気だが、朝感じた「いい転機」は来ない…。


-来た-

シャワーでサッパリンコ。気分爽快。そこに主治医のN先生が来た。
採血の結果は特に変わりなし。

「はぁ、つまり、様子見ってことか…。」

と思った矢先に、衝撃発言が先生の口から飛び出した。


【つづく】

入院日記33-4

2009-06-30 14:09:16 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院33日目第4話(6/29)
-難治性の辛いトコロ編-


この入院日記によく登場する隣のベッドの患者は未だに絶食が続いている。お互い1ヶ月の絶食でどちらが先に食事が始まるか雌雄を決している。

が、隣の患者に動きが出た。ちょっとした手術になるのだ。それまでは絶食が決まり、これで奥さんも騒がなる見込みだ。まだわからないけど…。

隣の患者はエコーやCT、MRCT、レントゲンを撮ったり、呼吸器の検査をやったりといろいろやっている。

それに比べ僕には特に検査がない。一度内視鏡(大腸カメラ)を行なっただけだ。
もちろん、検査することがないのだからいいのだけれど、長い入院生活では辛かったりする。

特別な治療があるわけではなく、絶食と薬で良くなるのをひたすら待つしかない。それが難病-難治性の病気-の辛いところだ。


久しぶりに新入りナース登場。

それもそのはず、新入りナースは夜勤をやらないし、土日が休みなのだ。金曜日の夜から月曜日の朝までの長い期間、彼女はいない。

それにしても、月曜日から担当が新入りナースとは…。今週もう一回まわって来そうだな(汗)

相変わらず点滴遅い。だから勝手に速める。なのに緩めたり。だからまた速める。

今日こそは順調に終わらせたい。

シャワーの予約を入れる。30分ごとに区切られたホワイトボードに名前を書くのだ。

「1時30分」

1本目の点滴が終わると見込んだ時間であり、ここまでに終わらせたいという目標時間である。

シャワーを終えた2時から2本目が始められれば、4時間ペースで10時に3本目が終わる計算だ。

ところが、1時30分に終わる見込みがなくなり、シャワーの予約を30分遅らせ2時00分に変えた。

ところが。


【つづく】

入院日記33-3

2009-06-30 12:04:38 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院33日目第3話(6/29)
-ポリープ患者像編-


ポリープ患者が検査に呼ばれ、ようやく病室が平和になった。

約1時間ほどして患者が戻ってきた。検査中のことを奥さんにギャーすかキャーすか大音声で語る。

そして、寝た。

…イビキもうるさいやん(≧ヘ≦)

それから、起きてテレビをつければ爆音で聞きだし、看護師に「ここは個室じゃないからイヤホンをつけて」「ないならもっと音を下げて」と注意をされるも、大した効果がない。周りのことは気にしない自分勝手な感じだ。

マジ厄介~。

うぅ。うぁ。えぇい。はぁあ…などなど、やたらでかい奇声をあげるし、ひとりごともやたらに多く、声がでかい。

僕が今までの長い入院生活で築き上げた、「ポリープ患者像」に少しも狂いがなく当てはまる。

▼▲▼▲▼▲▼

【ポリープ患者像】

・物わかりが悪い
・耳が悪い
・ひとりごとが多い
・イビキがうるさい
・自分勝手(わがまま)

▲▼▲▼▲▼▲

結局、1日中こんなだからマジ厄介~。

2泊3日の辛抱だ。

嗚呼、鬱なり。


【つづく】

入院日記33-2

2009-06-30 10:07:53 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院33日目第2話(6/29)
-晴れ、イヤな転機!編-


4人部屋にひとつ空いていたベッドに、新しい患者がやって来た。

月曜日はポリープ患者の入院が多いが、新しく来た患者は予想通りポリープ患者だった。

ポリープ患者は大概2泊3日だ。入院当日に内視鏡でポリープを切除し、2日間様子見ってわけだ。


これは僕の偏見ではあるが、ポリープ患者はちょっぴりタチが悪い。

具体的にいうと…

▼▲▼▲▼▲▼

【ポリープ患者像】

・物わかりが悪い
・耳が悪い
・ひとりごとが多い
・イビキがうるさい
・自分勝手(わがまま)

▲▼▲▼▲▼▲

4度の入院で計7ヶ月を病室で過ごし、多くのポリープ患者を見てきているが、ホントによく当てはまるのだ。

確かに偏見ではあるが、ポリープ患者が病室にいると、イライラ、ストレスがたまる。果たして今回の患者はどうだろう。


荷物整理が終わった頃、看護師がやってきて検査の説明を始める。

…めっさ耳悪いやん(-.-;)

大きな声で何度か繰り返し説明をしている。

…めっさ物わかりが悪いやん(-o-;)

「看護師が今説明してたじゃん。」他人のを何度も聞かされているから、僕だって説明できる。

ようやく説明が終わり静かになるかと思えば、声がやたらでかい。耳が悪いためか、そばにいる奥さんに話す声が部屋中にこだまする。

さらに、テレビをつければ、イヤホンで聞くルールを無視して爆音で聞きだした。

うわっ、マジ厄介~(°□°;)


彼の厄介はまだまだ続く…


【つづく】

入院日記33-1

2009-06-30 05:11:04 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院33日目第1話(6/29)
-晴れ、いい転機?編-


なぜか眠れなかった。朝3時前に目が覚めてからどうにも眠れない。腹が痛かった訳じゃないのに、頭の中がスッキリしない。
「どうせ天気も悪いんだろう…。」

目をタオルで覆い、ピアノの曲を静かにかけながら朝を待つ。

…軽く眠ったらしい。携帯はまもなく5時になろうとしてた。

ええっ!?

「めっちゃ晴れとるやん。」


昨日に引き続き、雨はずっと続くんだろうと思っていたから、朝から驚かされた。

お日様が顔を出している。

なるほど~。


今日は月曜日、激動の月曜日だ。
天気がいいだけに、何かいい転機が起こればいいな。

期待に胸膨らむ月曜日のはじまりはじまり~。


なんと、トイレ(大)のトータル回数が3回!!

ついに3回の快挙!!

たまたまな感じもするけど、たぁちゃん良くやった。

出血もしていないっぼい。これはまだハテナマークだが、良くやった。


6月28日付けのgooブログのアクセス解析では、閲覧数1281PV、訪問者数365IP。アクセスランキングは1253047ブログ中1894位!!良くやった。


夜通し付けっぱなしでゆっくり落とした点滴の腕も痛くないし、良くやった。

月曜日恒例の採血もスムーズに終わり、良くやった。


【つづく】