広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

銘菓・駅弁・惣菜

2012-09-12 23:10:31 | 各地お土産・食べ物
今さらですが、ずーっと前(今年2月)の静岡旅行での食べ物の記事。※直前の記事
昔のことなので、味などの記憶はあいまいです。

●福太郎
秋田ではほとんど知られていないけれど、三島市の名物。僕はこれが好きで、買うために途中下車してもいいと思う。
「福太郎」12個入り920円
三嶋大社の中に店を構える「福太郎本舗」が製造。三島駅のキオスクでも購入可。
ネーミングは三嶋大社の祭礼の登場人物にちなむ。
きれいに整列する福太郎
草餅をこしあんで包んだお菓子。一部は草餅が露出していて、緑色が鮮やか。
「赤福」の草餅版とも言えそうだけど、僕は草餅が好きだし、あんこの味もこちらのほうがしつこくなくていいような気がする。

【2013年11月22日】福太郎には1折に1つ「ヘラ」が付属する。たしかこの時までは、木製(アイスのスプーンと同じような材質)のへらだったが、2013年11月17日製造分は、プラスチック製に変わっていた。


●冬うらら
静岡県の東海道本線主要駅では、各地の駅弁業者が個性的な駅弁を多数製造販売している。
三島駅と沼津駅は「桃中軒(とうちゅうけん)」。元々は沼津駅が本拠地だが、現在は新幹線が通る三島駅のほうが扱い商品が多いようだ。
「長泉旬便り 冬うらら」1000円
季節限定の2段重。

沼津市や三島市と接する「長泉町」の特産品、白ネギ、やまといも、あしたか牛を使用している。
 
二の重のごはんは「あしたか牛とごぼう御飯」。海苔の佃煮「わさび海苔」が添えられる。
一の重のおかずは「あしたか牛のやまといも包み」「金目鯛のわさびみそ焼」「大根煮ゆず風味」「白ネギ入り卵焼き」などなど。
どれも丁寧に調理されていて見た目がきれいで、味もおいしかった。
桃中軒の幕の内弁当について


●しずてつストア
静岡県東~中部に展開する「しずてつストア」というスーパーがある。
旅行記でも何度か登場している、静岡市などで鉄道や路線バスを運行する「静岡鉄道(バス部門は別会社)」系列の企業。やや高級感のあるスーパーで、秋田でいえば最近の「いとく」っぽい店構えや商品構成。
そのお惣菜から。

訪れた日は、立春の前日の節分だった。最近の商戦としては「恵方巻きの日」。
※静岡も東日本各地と同じく、元々は恵方巻きの風習はなかったようだ。
しずてつストアでも、売られていた。
「七福恵方巻ハーフ」350円の半額
長短や中身(魚介類が多い豪華版だったか?)が違う数種類があったが、どれも店舗で製造したもので、金色のシールが貼られていた。
「厄除け・招福 静岡県護国神社 ご祈祷済み海苔使用」
静岡市にある護国神社の祈祷を受けた海苔で巻いたそうだ。
公式ホームページによれば、祈祷先は「静岡縣護國神社、藤枝成田山、秋葉総本殿可睡斎の3ヶ所にて」だそうで、店舗によって異なるようだ。
おいしかったです
しずてつストアで恵方巻きを購入したのは、節分の日の夜。閉店2~3時間前頃。消費期限はその日限り。
だから半額シールが貼られていたわけだが、気になったのが在庫の量。
各種山盛りで残っていて、どう考えても売り切れなさそう。気の毒になるくらいだった…
【2013年2月1日画像追加】2012年のしずてつストアの恵方巻きのチラシがあったので、追加します。これで全種類の模様。


こんな惣菜もあった。
 
「しずてつニラ饅頭」2個180円/「しずてつおおきい餃子」4個200円
「しずてつ」の名を冠した中華惣菜。
「しずてつ」とは「しずてつストア」のことだろうけど、それは「静岡鉄道」のことでもある。鉄道好きとしてはなんとなくうれしい。
※もし「中交(秋中?)なんとか」なんて惣菜があったら、あまりおいしくなさそう…

以前、しずてつストアのベーカリーの菓子パンを食べたこともあったけれど、それもユニーク(安倍川餅風パンだったか?)でおいしかった。


銘菓、駅弁、地元の人向けの惣菜。どれもその地域ならではのもので、旅人にしてみれば興味深く楽しいものだ。
コメント
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