国防費１０％増やすそうだ

　アメリカ大統領が国防費を１０％増やす考えを表明、財源は他の予算から割り振るそうだ。ずいぶん荒っぽい考えだ。さしずめ我が国なら、新たな国債を発行するのだろう。国債に対する考え方に良し悪しはあろうが、国防を国民の借財で成り立たせるのは良い考えだと思う。国民の声が大きくなるからだ。
　
　日本の首相がこのようなことを発表すれば、マスコミが大騒ぎするであろう。新聞テレビ離れが進む我が国でもニュースは広がるであろう。ただアメリカにおいては、トランプ氏がメディアを攻撃し続けている。支持者は「メディアの反対側に真実がある」とさえ考えているのではないだろうか。
　
　あのタカ派（私が思う）ブッシュ氏でさえ「メディアは民主主義にとって不可欠だと考える。私のような人々に説明責任を果たさせていくため、メディアは必要だ」「権力には時に高い依存性があり、人々をむしばむものだ。権力を乱用する者の説明責任をメディアが追及していくことが重要」
　さらにブッシュ氏はトランプ氏の発言について「外国に民主主義と報道の自由を求める米国の努力を損なう」と指摘した。さすがブッシュ氏。