田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

際立った意見

2016年10月21日 | 日記
 文字にするにも気が引ける元TV局のアナウンサーの透析患者に投げかけた際どい意見、宗教界の重鎮が死刑に対する意見で、被害者をもバカ呼ばわり出来る意見を表明してしまったことなど際立った意見を見ることが多かったです。
 
 日々の記録を書き綴る私の個人的日記でさえ、他人を気づけぬように心がけています。世に名の売れたお二人がなぜあのような言葉を発するのか不思議でなりません。
 
 二人は心からそのように思い発言したが、世間から思わぬバッシングを受け『誤解だ、真の意味は違う』と弁明されました。しかし斜めからしか見ない私は『反対する者もいるだろうが少数。多くの者は賛同してくれる』と甘く考えたのだと思ってしまいます。
 
 私のこのブログなど、百%個人の日記なのですが、それでも『オイラの考えは・・』とか『あれは良かった・・』『あれは良くない・・』など気を使いながら書くものです。なぜって、誰しも貶されたり批判されるのは気分が悪いでしょう。
 
 それにも関わらず『あれは良かった・・』などと素直に述べてても、ごくたまに「どこが良いのか?あなたも騙されている」とコメントを書く人がいるものです。今の世の中、批判反論中傷を議論と勘違いしている人が多すぎます。
 
 前段の透析患者専用の病院もあります。透析患者を紹介することで礼金が動くことを聞いたことがあります。病院のあり方としては不完全ですが、それが無ければ生きていくことができない人もいます。残業、緊急性が無く、固定収入が約束された病院で看護師さんにも超人気だそうです。これを批判して一体誰の得になりますか?。確かに健康保険料金を少し失うことになりますが、生きるか死ぬかの患者さんには辛い意見でしょう。
 
 昔の私は死刑廃止論者でした。今でも心の端に死刑より出獄できない終身刑を求めますが、被害者の心は言うに及ばず、懺悔し刑の執行で自分の救いを願う受刑者がいることも確かです。それを知った私は死刑について軽々に意見を言うのをやめました。
 
 アナウンサーは事実に偏見を含まず、宗教家は人々の心と身体の安寧を願う職業上の倫理とすべきと思います。私は私の職業倫理を貫きます。おしまい。