田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

騙り詐欺?

2014年06月12日 | 日記
 我が地方の歴史上人物 生誕350年企画協賛募集の電話があった。募集に乗るつもりなどさらさらなかったのだが、話の途中から怪しげな臭いがプンプンしてきた。ノルマ30(勧誘電話に少なくとも30分はつきあい、営業効率を悪くさせる作戦)であっても、そうそう付き合ってはいられない。こちらに乗り気がないと感ずるやいなや、市長の名をかたり始めた。おっと、わが市のトップの名をかたる以上は捨ててはおけない。市長が協賛する企画なら、協賛金は出さぬまでも何かしら協力できることはあるだろうと、いろいろ聞いてみたが、答えようとしない。答えられないのである。騙り詐欺商法だと思った。
 
「市長が協賛していると言ったよね。協賛の言葉を掲載するのかい?。」
『コメントを頂いております。』
「コメントの内容を教えてくれるかい?。」
『○○公生誕350年です。』
「歴史上の人物だから、それはコメントじゃないよ。」
『はぁ~。』
 

 電話を聞きながら、ネットで名乗った社名を検索したら、なんとまぁ評判の良くない会社ですこと。
「協賛できません。社名とあなたの名前を教えてください。」
『しばらくお待ちください。』と延々と保留のオルゴールにされてしまった。
私に怒りの炎が点いてしまった。スピーカーホンにしておいた。
放置しても、電話が切られないことを知ってか、しぶしぶ答えた。
「○○株式会社のヤマモトと申します。」4,5分も経ってからである。
『ヤマモトさん、フルネームで教えてください。』
「ヤマモトヨーコです。」
『君は女性なの?。』
「はいそうです。」嘘をついてるのがミエミエの野太い濁声だった。
 

 休日の妻に「あんな奴らに騙される人もいるのだねぇ。」と・・。
しばらくしたらまた電話「○○株式会社のヤマモトと申しますが、
今日は・・・生誕・・・・」先ほどとは違う、紛れもない女性の声である
おっと、私の職業別電話は2ヶ所掲載なのだ。あれほど二度と電話してはいけないと注意したのに、馬鹿な奴らだ。
務めて冷静に『ヤマモト・・・・ヤマモトヨーコさんですか?。』
「失礼しました。間違えました。」驚いた様子がミエミエ、ざまを見やがれ!。電話は投げ捨てられるような切り方で終わったのだった。先ほどの騙りを聞いていた同僚の本物のヤマモトヨーコさんだと思った。男のくせに女の名を騙るとは、肝っ玉のちいせい奴だ、恥を知れ。

 市長が推薦と言われても、眉唾なことが多い世の中、注意しましょうね。