気が付けばタニウツギが沢山咲いています。再三取り上げているタニウツギですが、先日耳にした話を紹介します。この花を「火事花」として家に持ち帰ることを忌み嫌う風習があることは良く知られていることですが、その理由としての解説です。タニウツギの重要な利用方法は食料の増量剤、いわゆる「糧(かて)」としての存在でしたから、この木をむやみに折り取らないで保護する意味合いで「火事花」という考えが生まれたのだというのです。それなりの説得力はありますが、このタニウツギは枝を切ってさしておけば難なく発根して増やすことの出来る種です。のり面の土砂崩れを防止するのにも利用されるやに聞きます。そういう性質を承知していても、大切にしようとする古人の想いが隠されているのでしょうか。
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