ミネカエデに似て葉は小さく葉の裂片の先が長く鋭くとがった形質を持つ種でミネカエデより低海抜で見かける亜高木です。県内でも山地帯で見られます。奥飛騨は近縁種のナンゴクミネカエデも自生しているはずと考えていましたから、ひょっとしてこれはそれではないかと撮影したものです。
今回は花を観ることができました。カエデは葉を意識して探す機会が多いもの。花に出会うとちょっと得をした気分です。コミネカエデの花を観る機会はあまりなく今回はしっかり記録することができました。花数は20個以上、ナンゴクミネカエデという近縁種とは花数が大きな相違点ですからコミネカエデという種を決めることができました。