森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

パラミツ(ジャックフルーツ)

2017年03月04日 | 自然観察日記
世界最大の果実だそうです。これは果実のレプリカで、長さ70cm幅40cm重さ40㎏くらいになるのだそうで。常緑の高木はインド、インドシナ半島一帯に生育するそうで、台湾あたりでも栽培されているとのこと。とてつもない巨大な果実で、これは幹から直接出た雌花が受粉した後ここで肥大成長をするという変わったせいしつがあります。枝先ではこれほどの重量のある果実をつりさげるのは大変ですから、幹から直接大きな果実をぶら下げているという形質をしています。熱帯の植物には幹から直接果実が実るという性質を持つものがあります。日本の植物では思いつきませんが、実に変わった習性です。
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パラミツの葉

2017年03月04日 | 自然観察日記
パラミツの果実は熟すと黄色になり甘いにおいを放つそうです。果実の種皮を食べ種子も焼いて食べると栗のような味でなかなか美味しいものなのだとか。どんな果物でも一度は食べてみたいという気になりますが、特にパラミツは味わってみたいものです。


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パラミツの「芽」

2017年03月04日 | 自然観察日記
展示されていたパラミツの樹は小さなものでとても大木といえるような状態ではありません。種子からでも成長が早く3年ほどでも開花個体になるという話もあるのですが、この「芽」は何なんだろう?雄花は枝先に、雌花は幹から直接出るということになっていますから雄花のつぼみと理解したほうがよさそうですが・・・。
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