ハクサンフウロ 2014年08月18日 | 自然観察日記 夏、高山に登ると決まって出会えたハクサンフウロ。月山でも会えました。最近アルプス級の高山には登っていませんでしたからなんとなく久しぶりの再会です。山野草としては大きい花を咲かせ群生すると見ごたえのある素敵な花です。月山で見たハクサンフウロはそれほど多い感じではなく所々に花を咲かせている程度で、いわば脇役的な存在でした。
ハクサンフウロの葉 2014年08月18日 | 自然観察日記 葉だけ見たときは一瞬トリカブトと間違えそうになりました。質感や色具合を見れば言葉では言い表せないのですが差がありますし、切れ込みの様子や葉の縦横比などで違いを悟らなければなりませんね。
ハクサンフウロの花 雄性期 2014年08月18日 | 自然観察日記 ハクサンフウロの花は両性花ですが雄性期と雌性期にはっきりと分かれる花です。最初はすべて雄の花で雄しべが目立ちますが、隠れている雌しべはこの段階では目立ちません。
ハクサンフウロの花 雌性期 2014年08月18日 | 自然観察日記 見た花はほとんど雄性期で葯ばかり目立ちましたが、写真を調べてわずかに1つの花が雌性期であることを確認できました。雌しべが成熟柱頭が裂しています。この時期は雄しべはすでに落ちてしまっているようです。