ほとんど見向きもされない野の花。ヤブマオといいます。近縁種にカラムシという種があてこれは繊維を取り出し衣服に利用すていた有用種ですが、こちらも丈夫な繊維を取り出して利用されたいたようです。「まお」は「苧麻」で麻に由来するもの。いたるところに生えているから「藪」なんでしょうね。弾崎にもありました。本当はラセイタソウがあって欲しかったのですが、限られた時間内では確認できませんでした。
ヤブマオの雌花というより結実してるようですから実の集まりといったほうがいいかもしれません。イラクサ科の花のは雄花序と雌花序があって雄の花序は役目を終えると落ちますが雌花序はこのようにのこります。雌花がびっしり付いたようです。海岸に近い場所での生育ですから、何処もゴワゴワシタ感じがします。