マイズルソウ 群落 2012年06月30日 | 自然観察日記 亜高山地帯の表徴的な種、マイズルソウ。これが出現したら大体1500m以上で亜高山と決めてかかっています。もちろん地域によっては高度に差がありますが、間違いなくこの種が出現すると周りの雰囲気が変わって来るように思います。山地帯から亜高山帯へ生物層の入れ替わりがあるようです。その例が昨日のベニバナイチヤクソウでしょうか。気温や日照、水分条件がマイズルソウにはぴったりの環境なのでしょうね。これほどの群落が成立する環境ですから凄く居心地がいいのでしょう。
マイズルソウ花 2012年06月30日 | 自然観察日記 幅広の葉の脇から花茎を伸ばし十数個の花を咲かせます。秋には赤い実が数個付いています。全ての花が結実することはないのでしょうね。ユリ科の多年草で、花が一斉に咲く姿は地味ながらも捨てがたい光景です。