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森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

歩いて気づく

2007年01月10日 | 自然観察日記
 ときたま通りかかる庭にコメツガの樹が立っていました。庭といってもの全く整備されていないところです。廃屋に近い小屋も傍にあるので車で通りかかっても気づかずじまいで、歩くことで気づいたものです。
 花も無ければこれといって目立つものがない地味な存在ですが、私は意外なところで出会った感じで親近感を抱きました。それは、私がコメツガに出会うときは決まって夏場休日に登山する途中で亜高山帯で、もっとも自分にとって至福の時間に起こることだからです。今は大寒前の真冬、もう春を待ち焦がれてきました。
 コメツガはマツ科の高木。ツガに比べ葉が短い。亜高山から高山帯に生育。