テングタケ科のガンタケというキノコと思われます。雑木林に発生していました。傘の表面にもう少しいぼのような被膜がもう少し付いているとはっきりするのですが少し少ないですね。有毒キノコで胃腸系の障害を起こすそうです。
この夏は以上に気温が高いのと新潟は極端に雨量が少なかったため秋のキノコの発生が危ぶまれる状態でした。それでも9月にはかなりの雨量もあり遅ればせながらキノコの顔を見ることができています。しかし、暦では秋でも夏のキノコが遅くまで見られました。ナラタケモドキも夏の終わりころによく見かける種です。地面から生えているように見られますがこの下に枯れ木が埋まっているのでしょう、木材腐朽菌です。
キノコのシーズンが始まっていますが、夏のキノコが遅くまで見られ今年は全体に遅めで推移しているようです。ヤマドリタケモドキも遅れがちなキノコでした。山野の雑木林などで見かけます。沢山発生する年もあるのですが今年は雨の少なさも影響してかいつものところには姿を見せずじまいでした。
イグチ科の種で裏面は管孔。西欧のポルチーニと言われるキノコに相当するものとされますが、日本ではあまり採集して食用にする人は多くないようです。調理できない私も採集してきても家族に敬遠されることが多くなかなか口にする機会がありません。
園内で出会った夏のキノコのいくつかを取り上げます。
ホオベニシロアシイグチはやや大き目なキノコ。もう少し傘が黒っぽいものももあるようですが明るい灰色をしていました。茎が浮き上がった網目模様を呈するのも特徴の一つです。