今年は出かけようとすると雨にたたられる機会が多いのですが、この日は新潟では雨模様で野反湖上空にも雨雲が接近するというような予想もありました。しかし、結果的には久しぶりに難を逃れたのですがスッキリしない景観でした。青空の元青く輝いている野反湖の雄大な景観は一見に値するものだと考えていますが、それは次回の楽しみにしたいと思います。
栃木県の白河と甲子トンネルで接する福島県側の高原に観音沼公園という場所があります。「観音沼のほとりには、かつてかつて、東征の際に戦いに参加した人馬を弔うために坂上田村麻呂が建てたとされる、御蔵入三十三観音、十三番札所『嶽観音堂』があります。堂は、唐様式で方三間宝形造。流麗華麗な彫刻を見ることができます。」(会津物語より)。 秘境といわれた観音沼は古くから人との関わりをもっている場所でもあり森林公園として整備されているのですが最近まで未開で自然の豊かな場所です。機会があって観音沼森林公園を散策してみました。
久しぶりに小松原湿原に行きました。ワタスゲが見たいという方を連れてあいにくガスが立ち込め時々雨が降る中、ブナ林の中を歩いて3つある湿原の一番下の下の田代という湿原まで歩きました。今年は各地のワタスゲが奇麗だという話も聞いていて、期待しながらやや悪天候の中連れを励ましながらの散策でした。到着してみると期待通りの景観が広がっていて晴天時とは異なり霧に浮かぶワタスゲの絶景を楽しみました。
三条市の奥、守門岳の山麓で昔会津への街道があった吉が平というところがあります。今は廃村で小学校跡に山荘があり周囲にキャンプ場などアウトドアの施設があります。30年以上訪れていませんでしたが近くの池に珍しいトンボがいるということで植物の観察を兼ねて散策してみました。
アマゴイルリトンボというイトトンボが吉が平の奥の「雨生池」(まごいがいけ)や「大池」に生息しているというのですが、雨生池には環境的に生息していそうになく大池で探しましたが結果的に確認できずに終わりました。私はトンボのことはほとんど門外漢で話をしてくれる方に合わせてうなずくばかりです。とはいえ大池は原始の風情をたたえている所で小さな湿地もありいかにもアマゴイルリトンボが住んでいそうな場所に見えました。
新型コロナウィルス禍も少しだけ光が見え始めている昨今、新しく住み着いた場所から近い黒姫山(891m)に出かけてみました。40年前頃に別コースで登った記憶があるのですがこの日は柏崎側から歩いてみました。ほとんど印象に残らない平凡な山という思いがしていたのですが、柏崎側の折居コースは急峻で変化に富み興味深い花が沢山出てきて今までの印象を一変させました。丁度春紅葉の季節で若葉の様々な色彩が雪国らしい彩を醸し出していて足に来るストレスを和ませてくれました。しばらくは黒姫山の植物を載せることにします。
コロナウイルスの影響で予定していたもろものろ活動ができなくなったり先送りになったりしています。しかし、ふと気が付くと時間を持て余すことも出てきました。人込みを避けて動き回るのは自由にできますから天候を見計らって群馬の春を探しに出かけてみました。
温暖化で暖冬消雪の今年、サクラの話題も耳にするタイミングでさぞ春の花が沢山見られると思っていましたが、案外春の進みが遅いのに落胆しました。それでも馴染みの植物でも普段気にもしないでやり過ごしていた花々をしみじみ観ることができましたからよい時間だったようです。
群馬の川場村の里山に立ち寄った時にみた武尊山(2158m)が白く輝いていました。
温暖化で暖冬消雪の今年、サクラの話題も耳にするタイミングでさぞ春の花が沢山見られると思っていましたが、案外春の進みが遅いのに落胆しました。それでも馴染みの植物でも普段気にもしないでやり過ごしていた花々をしみじみ観ることができましたからよい時間だったようです。
群馬の川場村の里山に立ち寄った時にみた武尊山(2158m)が白く輝いていました。
奥裾花の位置を考えるときに参考になるのが戸隠山です。戸隠神社は比較的訪れることが多いと思いますので、その裏が奥裾花と考える大体あっていると思います。奥裾花からは周囲はあまり見えませんが、これは途中の道から戸隠山方面を見たものです。