上高地地内に入りました。40年近くご無沙汰をしていた場所ですから気持ちは昂ります。悪天候予報であったのに絶好の観光日和で入山した人も少なく快適な1日を過ごすことができました。大正池ちかくで目にした焼岳は明るく輝いていました。
先回来たときはターミナルまで来なかったのか記憶にない建物が経っていました。予報が荒れ模様ということで入山してくる人が少ないと誘導する係の人の話でした。それでも外国の人が多くいて山歩きの恰好ではない軽装の姿の人がずいぶん沢山見られました。
少し遠出をして一泊二日で長野の上高地に向かいました。穂高の峰に登山する予定ではないので白骨温泉に宿泊する計画を立てました。1日目は白骨温泉周辺をドライブがてらあちらこちら立ち寄り新潟には無い植物を見て回りました。見慣れた種もあれば初めて見るものも多くあり楽しい旅になりました。
これは乗鞍高原に向かう道路から乗鞍岳を展望した写真です。下の方に白骨温泉の泡の湯が写っています。ここが宿泊場所。
これは乗鞍高原に向かう道路から乗鞍岳を展望した写真です。下の方に白骨温泉の泡の湯が写っています。ここが宿泊場所。
炭酸水素塩を含む温泉が噴出口付近で炭酸石灰を沈殿堆積して盛り上がりできた丘を噴湯丘というそうですが、白骨温泉の入口近くにそれを示す碑と看板があります。その碑と看板の下に流れる湯川沿いに今は進入禁止になっている露天風呂があるのですが、その下流に行ってみると川が噴湯丘を貫いている珍しい景観があります。
吊り橋からの展望でひときわ目に引くものが苔むした岩盤です。近づけないので正体は不明ですが、藻類のようなものが濡れた岩肌にびっし入り繁茂しているように見えました。垂直な岩盤ですからこの考えも疑問が残ります。
白骨温泉の泉質は透明な湯でそれが空気に触れると次第に白濁するという不思議な性質があるのだそうです。白骨温泉地域の岩石や地下からしみだしてくる水質などの性質は特徴的なものがあるのでしょう、その一環としてこんな苔むした岩が形成されていると考えることにします。
暫くは白骨温泉と上高地で見た植物の話をすることにします。
白骨温泉の泉質は透明な湯でそれが空気に触れると次第に白濁するという不思議な性質があるのだそうです。白骨温泉地域の岩石や地下からしみだしてくる水質などの性質は特徴的なものがあるのでしょう、その一環としてこんな苔むした岩が形成されていると考えることにします。
暫くは白骨温泉と上高地で見た植物の話をすることにします。
先日雨飾山麓しろ池の森で会の研修会を行いました。ここへは5年ぶりでしょうか、久しぶりに晴天のしろ池を堪能しました。神秘的な色した池は頚城駒ケ岳の尾根尾根を写してなかなかの絶景。雨飾山も見えますがあいにくここには山頂部に雲がかかっていて頂が望めません。
とにかく糸魚川という場所は地質的にも植物の分布についてもまた歴史的にも新潟県内では特異な要素を持ち合わせている場所で興味の尽きないところです。しかし、今回もまたササユリの季節を外していて林内にたくさんの個体を認めながらも美しい花を愛でることはできませんでした。
とにかく糸魚川という場所は地質的にも植物の分布についてもまた歴史的にも新潟県内では特異な要素を持ち合わせている場所で興味の尽きないところです。しかし、今回もまたササユリの季節を外していて林内にたくさんの個体を認めながらも美しい花を愛でることはできませんでした。