10月半、紅葉狩りも意識して西穂高を目指しました。途中奥飛騨の福地温泉に宿泊し奥飛騨の自然を堪能しました。あいにく天気予報が悪く日本海から雨雲が近づいている状況で新潟は雨。南下するにつれて雨から曇りの天気で雨雲に追われる形でしたが最悪な状況でもなく散策するにはまずまずの状況でした。長野県の松本から岐阜に入ると最初に平湯温泉に入ります。まずは平湯大滝に立ち寄りました。
私の認識は松本から高山に抜けるのは安房峠を越えて行くものというものでしたが、道なりに車を進めると気づかぬうちに安房峠道路という有料道路に入りトンネルであっという間に平湯に付いたのに唖然。立派な道路になっているのにこの地域に長いことご無沙汰していることに気づきました。気を取り直して平湯から安房峠を目指しました。雨雲が近づいてきて一瞬あられなどが降ってきてしまいました。
秘湯藤七温泉の正面です。八幡平の駐車場から下ること十数分湯煙のあがる場所にひなびた温泉宿があります。アスピィーテラインは走行できる時間が制限されている道路のようで、この温泉の上でゲートがあり時間になると閉められます。
高いところから誰もいない藤七温泉の露天風呂を撮ってみました。泥パックもできそうな野性味あふれる浴槽が4ケ所。足元から温泉が湧きだしていてそれを沢の水を誘導しているため熱い湯であったり温い湯であったりで自分にちょうど良い場所を探す必要があります。混浴です。内風呂もあり、反対側にある展望露天風呂はさらに素晴らしい。風呂に入りながら星を眺めたり岩手山方面の日の出を眺められます。
藤七温泉温泉は東日本大地震のせいか廊下が傾斜していたりきしんでいたりしました。温泉を除いて施設的にはいまいちと思っていましたが、夕食のバイキングに大感激。こじんまりした場所に30種類はあろうかという山菜などを中心にした料理が並んでいました。中にはクマの肉を使ったものもあり実にユニーク。大ホテルで見られるような豪華さはありませんが別の意味で贅沢な夕餉を堪能しました。