知っているようで知らない…用紙サイズ。。。なんで? AとBがあるんでしょうか…どうでもいい事ですが(^^)
こんな記事(2015年7月14日 教えて!goo ウォッチ【ビジネス・キャリア】)がありました。
『■AとBが生まれた由来
日本工業規格(JIS)では、JISP0202という規格で、A0は正確には「A列本判」、B0は「B列本判」と呼びます。
半分に切ると「A1」となり、A1をまた半分に切ると「A2」となります。
A例の由来としては、ドイツで1922年に制定されたDIN476規格(カーオーディオの1DINサイズなどにその規格名称をかいま見ることができる)に由来し、国際規格としてISO216に定められています。日本ではこの規格を1929年に取り入れて制定し、そのまま変わることなく、現在ではJISP0202に規定され、具体的サイズは、JISP0138に規定されています。
一方B列は、江戸時代に公用紙として流通していた美濃和紙に由来し、日本独自の規格です。尾張藩が美濃地方で作らせた紙が公用紙に採用され、障子紙の判形にもなり日本標準規格として、AとおなじくJISP0202 とJISP0138に規定されています。
しかし、国際規格ではないため、国際規格のISO216で定めたB列とは若干サイズが違うので、海外向けに用紙を使用するときは注意が必要です。
■JISでは実はB列の規格は、例外的使用だった!
さきほどのJISP0138では、「Bシリーズ(の仕上寸法)は、Aシリーズの二つの隣接した寸法(たとえばA4とA5)の間に、中間寸法が必要とされる場合などに限り、例外的に使用する〜」と規定されており、あくまで例外的という位置づけがされています。
またAシリーズは、使用用途まで規定されており、
・A3「A4では小さすぎる場合平面のまま、あるいはA4に折り、公的又は商取引で、大型の表、図、図表の用途に用いる」
・A4「公的又は商取引で、通信及び印刷物の用紙の標準寸法として用いる」
・A5「A4では大きすぎる場合、A4と類似した用途に用いる」
・A6「絵はがきや郵便書簡として用いる。A4.A5では大きすぎる場合、A4.A5と類似した用途に用いる」』
まぁ公官庁でもAサイズに統一らしいので、Bサイズは消えていく運命なのかも。。。
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