「食道がん」。
飲酒や喫煙の習慣が大きく影響することが知られています。
お酒を飲むと顔が赤くなる体質で、なおかつヘビースモーカーの人は注意が必要だとか。
記事(2015年6月28日 gooニュース)によると
『◆日本で多い「扁平上皮(へんぺいじょうひ)がん」は飲酒・喫煙の影響を受ける
食道は気管や大動脈といった重要な臓器と隣接しています。食道がんは食道の粘膜に発生しますが、進行すると食道の壁を越えて気管や大動脈に侵入し、死亡の原因となります。
食道がんは大きく2つのタイプに分けられます。飲酒と喫煙によってリスクが高くなるのが「扁平上皮がん」です。そして、逆流性食道炎などの慢性的な炎症で生じるのが「腺がん」です。日本の食道がんのほとんどが「扁平上皮がん」であることから、食道がんを予防するには飲酒と喫煙を控えることが重要とえいます。
◆日本酒にして2合以上で4.6倍のリスク増
40〜69歳の男性約4万5000人を14年間追跡した調査があります。食道がんが確認されたのは215名でした。
飲酒の影響については
・1日当たり日本酒にして1合以上から食道がんのリスクが上がり、1合から2合のグループで2.6倍、2合以上のグループで4.6倍高くなる。
喫煙については
・非喫煙者に対して、過去に喫煙経験のある人で3.3倍、現在喫煙している人で3.7倍リスクが高くなる。
なお、お酒を飲んだときに顔が赤くなるかどうかと食道がんとの直接の関連は見られなかったものの、ヘビースモーカーの人たちを調査した結果、顔が赤くなる体質と食道がんとの関連がはっきりと現れたといいます。顔が赤くなる体質がヘビースモーカーの場合にのみ関与するメカニズムについては分かっていません。
現在考えられているひとつの仮説は、顔が赤くなる人はアセトアルデヒドを分解する働きが弱いため、代わりに別の酵素が働き、たばこに含まれる発がん物質の作用を促進してしまうのではないか、というものです。
食道がんは飲酒の量が多いほどリスクが高くなり、その上、喫煙していれば一層高くなります。飲酒も喫煙も「わかっちゃいるけど、やめられない」ものであることは確かです。とはいえ、「ヘビースモーカー」でなおかつ「お酒を飲んで顔が赤くなる」体質の人は、お酒の量を減らしてみるなど、できることから始めてみるのがよさそうです。』
うむー。。。そうだな。出来る事からやって行くのがいいかなぁ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます