【雑学クイズ (citrusより)】
《問題》
問題1.
鬼が虎柄パンツを履いている理由に関係するのはどれでしょう?
①:十二支
②:桃太郎
③:十二星座
④:雷門
問題2.
「きんぴらごほう」の「金平」の由来に関係するのはどれでしょう?
①:坂田金時
②:金閣寺
③:中尊寺金色堂
問題3.
中世ヨーロッパで裁判にかけられていたものに当てはまるのはどれでしょう?
①:ブタ
②:キノコ
③:魔女
④:南京虫
《解答》
問題1.①:十二支
解説
古代中国の「陰陽五行」では、鬼が出入りする方角を「鬼門」と呼び、この方角の邪気を払いました。鬼門の方角は東北で、十二支でいうと「丑(うし)」と「寅(とら)」にあたります。つまり、牛の角と虎柄はここからきているのです。
ちなみに、鬼退治をする「桃太郎」のお供がキジ(鳥)、犬、猿なのは、鬼門の正反対に位置する「申(さる)」、「酉(とり)」、「戌(いぬ)」だったからといいます。
問題2.①:坂田金時
解説
平安時代中期、源頼光(みなもとのよりみつ)の家来「頼光四天王(らいこうしてんのう)」として数々の武勲を立てたのが、「金太郎」の幼名で知られる坂田金時。その四天王に息子がいたという設定で、金時の息子である坂田金平(きんぴら)が活躍する歌舞伎や浄瑠璃が、江戸時代初期に大流行しました。そこから、強いものや丈夫なものを「金平」と呼ぶようになり、強い歯ごたえや強精作用があると信じられていたゴボウを「金平ゴボウ」と呼ぶ文化が誕生しました。
問題3.②:キノコ
解説
13~18世紀にかけてヨーロッパでは「動物裁判」なるものが広く行われており、被告となったのはブタやゾウ、果ては南京虫まで、とにかくあらゆる動物が対象となりました。1519年のイタリアの裁判では、ネズミが村からの立ち退きを言い渡されましたが、弁護人の働きのおかげで、逃げていくネズミを傷つけない、川にネズミが渡るための橋を架けるなどの条件が認められました。