【雑学クイズ (citrusより)】
《問題》
問題1.
黒こんにゃくのつぶつぶの正体は何?
①:カビ
②:種
③:海藻
④:焦げ
問題2.
昔は花見といえば何だった?
①:梅
②:ツツジ
③:菜の花
④:藤
問題3.
江戸っ子が神輿を担ぐ掛け声で、古いものはどれでしょう?
①:ソイヤ
②:ワッショイ
③:よいやさ
《解答》
問題1.③:海藻
解説
生のこんにゃく芋を使った昔ながらの方法では、芋の皮が入るのでこんにゃくは黒っぽくなり中のつぶつぶが残ります。現代では、こんにゃく芋は粉末状にした精粉(せいこ)を使うため、白いこんにゃくが完成するのですが、昔ながらの姿に似せるため、あえて海藻の粉を混ぜてつくられているのです。
問題2.①:梅
解説
昔は「花」といえば「梅」を指し、花見とはすなわち「梅見」のことでした。「万葉集」に桜を詠んだ歌が40首あったのに対し、梅を詠んだ歌は120首ほどあるのは、昔の人が梅の花を "文化と教養の象徴" と珍重していた証と考えられています。
ちなみに、花見の花が「桜」を指すようになったのは、平安時代以降のことだそうです。
問題3.②:ワッショイ
解説
江戸っ子が神輿を担ぐ掛け声は古くは「ワッショイ」でしたが、1960~70年代前半にかけて「ソイヤ(セイヤ)」に変化します。理由は、都心の空洞化で担ぎ手が減少し、外部の愛好家に頼ることになったことと、2拍子の「ワッショイ」では神輿が揺れてなかなか前に進まなかったことなどが挙げられています。