多可町岩座神の棚田と五霊神社・神光寺 2011.09.23 2011年09月23日 19時20分49秒 | 公園・名所・名勝 所在地 岩座神の棚田 兵庫県多可郡多可町加美区岩座神 千ヶ峰の南麓、杉原川の支流多田川の最上流域に位置します。、「神おわす」との山岳信仰により「岩座神(いわすわりかみ)山」と呼ばれ、後に「いさりがみ」に変化したといわれています。 岩座神の棚田(いさりがみのたなだ)は鎌倉時代につくられたといわれる石垣の棚田です。石垣は地場産の石材を用いて作られたと伝えられており、寺勾配と呼ばれる石積みの反り返りの美しさが特徴です。 先日の台風15号による雨で、稲の穂が実り「コシヒカリ」などは倒れ稲刈りが大変なようで 日本の原風景とも呼べる棚田の景色は、日本の棚田百選にも認定されており、茅葺の家もありのどかな風景です。 長閑な田園風景の中、現代的な案山子がありました。 田んぼのあぜ道には、秋分が近づくと彼岸花が咲き始めます。 目映いぐらいの青空にさえる中、彼岸花が咲いています。 公会堂の向かいに神社があります。道路の右手を流れる多田川を跨いだ橋の向こうに、五霊神社はあります。これが岩座神のホソバタブ(細葉椨)で岩座神社の五霊神社の境内に生育しているクスノキ科の常緑高木のことで、通常では胸高幹周りが2.2㍍になると言われています。ここのホソバタブの胸高幹周りは、大きいものから順に4.8㍍、3.84㍍、3.38㍍で一番大きなホソバタブは県内最大の巨木です。 五霊神社の参道の神門と、拝殿です。拝殿の奥に本殿と幣殿が見えますが、ここには鳥居が見当たりませんでした。 村の外れの神光寺から少し離れた段々畑の中に建つ山門には威厳のある仁王像が安置されています。山門の横にある樒(しきみ)は、午前中は枝葉に勢いがあって光っているが、午後になると急に勢いが失せて光沢もなくなるといわれています。 山門を通り抜け石段を上がると途中には、イノシシ・鹿などの動物が村に入り被害を受けないように鉄製の門がありクサリで錠をしています。そこを空けてはいると神光寺の本堂が見えます。 神光寺のご本尊 十一面観音菩薩が祀られています。ここまで来るのに急な上り坂で疲れます。 帰りは急な坂道を下り、途中の棚田を見なが長閑な岩座神を後にしました。 次回をお楽しみに では またね « 多可町・大歳神社の彼岸花 ... | トップ | 多可町・荒田神社の彼岸花 ... »
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