所在地 大龍寺 兵庫県小野市西脇町20
小野市の加西市との境の町、西脇町にある大龍寺にやってきました。
駐車場も広く、私の車が1台、大龍寺にあるクスノキを見に来ました。石段を登る形になるが、見上げると、立派なクスノキが目に飛び込んできます。
石階段の途中に、比較的、小さい石棺の底石に、六体の地蔵立像を半肉彫りしています。案内板には南北朝時代とありますが、
階段を上がると門の両側に、本堂を改築したときの瓦かな? 立派な瓦ですね~ ツツジの季節には、大龍寺の山門が、ツツジの天国への階段みたいでイイ感じ見られるでしょうね。
門をくぐると、左側に鐘楼が、
右側には、立派なクスノキが目に入り、ひろがりのあるタイプではないが、根上がった状態で、主幹が二段の太さになっていて、まだ若木のようだが、これからますます大きくなるんでしょうね。
左側が本堂です。この屋根の上に「シャチホコ」の瓦が乗っていたのかな?
大龍寺銅製韋駄天立像が現在の本堂に向かって左前方の小堂内に安置されていますがが、元は本堂玄関前に置かれていて、この像は飛雲の台座に立つ韋駄天像で、身には甲ちゅうをおび、頭には甲をかぶり、左手を腰にあて、右手は体の前で剣を支えている。その表現は、細部にわたって極微精緻の限りをつくしており、甲ちゅうと剣の柄は、覗いてみると見事です。像の形式や手法などから中国の宋時代の作品と推定されます。
少し離れたところの大龍寺本堂の南にある石碑で表面には「肥後橘守盛町宗兵衛橘惟次碑」、裏面には「嘉永二龍次巳酉三月寿建之」と刻まれています。当碑は小野市の伝統産業の一つである握鋏を、小野で初めて製造した盛町宗兵衛を記念して、嘉永2年(1849)に建立されたものです。この碑の脇には、盛町宗兵衛の顕彰碑もあり、その功績が刻まれています。
近くには、日切大師堂があり、日を限って1週間とか1ヶ月とか祈願すれば諸病の平癒すると伝えられる有難い大師を祀るお堂があります。
この大龍寺は、春または秋に来ると綺麗のかな?
次回をお楽しみに では またね
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