hasyan の 旅の散歩道

元気な間に余暇を通じてドライブなどで得た、行き先々の身近な風景・
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安徳帝内裏跡伝説地  2009.01.27

2009年01月27日 21時38分09秒 | 神社・寺院

所在地 神戸市須磨区一の谷町2丁目

  神戸市立須磨浦公園の「みどりの塔」の東より山陽電車の高架をくぐり
 2の谷付近の急な階段坂道を上っていくと高台の住宅地に出ます。その一画に一の谷公園があります。

 その一画に「安徳宮」の鳥居があり 急な道を上りほっとしたところです  一休憩です

 「安徳帝」は「高倉天皇」と「平清盛」の娘、徳子の間に生まれた悲劇の幼帝で 
 1178年(治承2年)に生まれて わずか2歳にして即位しました。
※「安徳宮」前には1対の立派な石灯籠がありますが、明治37年(1904)米国の大富豪モルガン家の
   御曹司ジョージ・モルガンと結婚した京都の美妓「雪香」ことモルガン・ユキが奉納したものです。

 ここには「安徳帝内裏跡伝説地」の石碑と 第81代天皇安徳天皇の冥福を祈って
 祀られた「安徳宮」がありました。
  ※ 内裏(だいり)とは 古代都城の宮城における天皇の私的区域のことです
 実は平家が西に下る途中に 一の谷に都が置かれたという伝説もあります、
 「壇ノ浦の戦い」で平家軍が敗北して 一門が滅亡に至り 「安徳帝」はその時祖母の二位尼に
  抱かれて入水したと伝えられ、わずか8年の生涯でした。

 「安徳宮」の側に「皇女和宮」の銅像は ここより山上300メートル 山の中にある寄手墳のそばに 
 人知れず寂しくあられたのを平成12年12月に この地に祀ったものです
 ※二宮尊徳像を寄贈した中村直吉氏が日本の女性の伝統を願い
 昭和9年に神戸の県一、県二、県三、の三女学校に和宮像を寄贈された 
 その一体ではないかといわれています。
  これから 国道2号まで下りていきます
   では  またね  次回は 光源氏 または 在原行平の史跡を楽しみに
 

 



 


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