所在地 神戸市須磨区一の谷町2丁目
神戸市立須磨浦公園の「みどりの塔」の東より山陽電車の高架をくぐり
2の谷付近の急な階段坂道を上っていくと高台の住宅地に出ます。その一画に一の谷公園があります。
その一画に「安徳宮」の鳥居があり 急な道を上りほっとしたところです 一休憩です
「安徳帝」は「高倉天皇」と「平清盛」の娘、徳子の間に生まれた悲劇の幼帝で
1178年(治承2年)に生まれて わずか2歳にして即位しました。
※「安徳宮」前には1対の立派な石灯籠がありますが、明治37年(1904)米国の大富豪モルガン家の
御曹司ジョージ・モルガンと結婚した京都の美妓「雪香」ことモルガン・ユキが奉納したものです。
ここには「安徳帝内裏跡伝説地」の石碑と 第81代天皇安徳天皇の冥福を祈って
祀られた「安徳宮」がありました。
※ 内裏(だいり)とは 古代都城の宮城における天皇の私的区域のことです
実は平家が西に下る途中に 一の谷に都が置かれたという伝説もあります、
「壇ノ浦の戦い」で平家軍が敗北して 一門が滅亡に至り 「安徳帝」はその時祖母の二位尼に
抱かれて入水したと伝えられ、わずか8年の生涯でした。
「安徳宮」の側に「皇女和宮」の銅像は ここより山上300メートル 山の中にある寄手墳のそばに
人知れず寂しくあられたのを平成12年12月に この地に祀ったものです
※二宮尊徳像を寄贈した中村直吉氏が日本の女性の伝統を願い
昭和9年に神戸の県一、県二、県三、の三女学校に和宮像を寄贈された
その一体ではないかといわれています。
これから 国道2号まで下りていきます
では またね 次回は 光源氏 または 在原行平の史跡を楽しみに
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