浄土寺の裏山のアジサイ 2014.07.08 2014年07月13日 08時03分35秒 | 季節のたより 所在地 浄土寺 兵庫県小野市浄谷町2094 「浄土寺」は、鎌倉時代はじめに建てられた寺院です。敷地の中央に八幡神社、その前に池をはさんで浄土堂と薬師堂が向かい合うという珍しい配置となっています。春はさくら、夏は紫陽花と四季折々と美しいお寺です。 国宝・浄土堂は、中でもひときわ美しい国宝「阿弥陀如来及び両脇侍立像」が有名です。名仏師快慶作の巨大な三尊立像で、西日を巧みに利用した「御来迎」の再現がなされている芸術作品です。拝観¥500です。 国宝浄土寺の裏山では、あじさいが初夏の訪れを知らせてくれます。開山堂の左側にある不動堂の側からはいります。 裏山には、四国八十八ヶ所めぐりができる林道が設けられており、江戸時代に作られた88体の地蔵を巡ることができます。 コースは1周約1.5キロメートル約30分程度、散策するのにも丁度よい距離で、平成14年度から植栽を開始したアジサイは、「日向紺青」「土佐緑風」や、6月から10月まで長く花を咲かす「エンドレスサマー」、柏に似た葉を持つ 真っ白な房状の花が美しい「カシワバアジサイ」、またアジサイの基本種であるガクアジサイやハイドランジア(西洋アジサイ)等、約1万株が植えられています。 あじさいの見頃は6月中旬頃から7月中旬頃で、紫陽花の花が先日の雨で生き生きとしています。 コースは、江戸時代に作られた88体の地蔵を巡るもので、苔むした祠に寄り添うように紫陽花の花が 四国八十八カ所は、江戸時代後期に作られたもので、八十八体の本尊石祠の脇に弘法大師がまつられ、各石祠には大部壮・垂井壮を中心とした小野市の近世村および、三木市、加東市の施主・願主の名前が刻まれています。 静かな自然に囲まれ、1周を約30分程度で歩ける距離で平坦なので、快適に回ることができ、地元に親しまれている隠れた名所です。 色とりどりの種類の紫陽花が綺麗に咲き目を楽しませてくれます。 今まで2回ほど来ましたが、散策林道は少し狭く、松の立ち枯れが進み、笹などが生い茂っていましたが、枯れた松や雑木を伐採し、笹を刈り取り、階段なども設置し て、あじさいの植栽も行いました。その結果、これまでと見違える程、景観がよくなり、気持ちのいい散策コースになっていました。 次回をお楽しみに では またね « 史跡忠臣蔵・観音寺 2014.... | トップ | 次の記事へ »
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