所在地 姫路城 兵庫県姫路市本町68
姫路城前にある「イーグレひめじ」の展望台からも望める雄大な白壁の城、それが日本で最初に世界遺産に登録された姫路城で、大小4つの天守閣が連なり、姫山の麓の本丸を起点に左回りの大きならせんを描いて濠の線が3重になった複雑巧妙な構造が特徴。本格的に城郭が建設された400年前よりほとんど戦にまみえることがなく、今もなお当時の姿を見ることができます。
江戸時代、大手門には内濠を渡るために木橋が架けられていました。現在の桜門橋は発掘調査で出土した橋台の遺構を活かしながら、江戸時代の木橋をイメージして築いたものです。幅7m、長さ22mあります。
桜門橋をわたって、大手門(桜門)をくぐると三の丸広場と天守群がみえてきます。江戸時代あの地には奥から桐一門・桐ニ門・大手門(桜門)と三つの門によって守られていたものを図面も ないまま復元されましたが、位置としては桐二門の場所になります。
姫路城は、緑が綺麗で「姫路」の名は、播磨国風土記に出てくる「日女道丘」からきています。
平成27年3月27日の大天守のグランドオープンにむけて平成26年9月中旬から姫路城三の丸広場周辺の園路の改修工事を行います。全貌が見えるのはもうすぐですね、見学用のエレベーターの基礎部分が残っています。
漆喰と瓦が真綿らしいので、工事前より白いですが、これが白鷺城ですね。
姫路は西日本の交通の要衝の地にあたり、1600年に城主となった大名池田輝政が翌年から1609年にかけてこの地にあった古城を廃して新たに城を建造しました。現在残る姫路城の構造物や建物はこの時のもので、周囲は内外二重の濠で囲まれています。
石造の城壁と白色の土塀をめぐらせる日本の独特の城郭の様式は16世紀中頃に確立しました。姫路城はこの城郭建築の最盛期の遺産であり、17世紀初頭の日本の城郭を代表するものです。日本の城の中でも、木造の城郭建築群と城壁・土塀から構成される構造物が特に良く残っています。
姫路城の後方には、姫山公園があり春の桜、秋の紅葉が綺麗です。
次回をお楽しみに では またね