治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

雨と風

2012-03-22 08:00:00 | 日記
よく間違って引用している人がいますが
版元として申し上げます。

雨が痛いのは藤家さんで
風が痛いのはニキさんです。

逆にしている人とか

どっちも一人の人に帰結している引用などがありますが

二人の感覚の違いにより「自閉症っていっても色々よ」ということをわかってあげてくださいませ。

さて、先日の広島講演で、ニキさんが面白いこと言っていました。


ニキさんにとって痛い風と痛くない風があるわけですが
風に吹き方を命令することはできない。

社会が理解したって、自然が理解しない、って言ってました。

私はこういう苦労を見ていると
一部の専門家が政治的に叫ばれるスローガン

「社会の無理解が障害を作る」って大いなるウソだなあと思うのです。
これもギョーカイのウソの一つですよ。


そういうことを叫ばれる先生方は
当事者を生身の人間というより
自分たちの理想の社会を実現していないことを確認するためのカナリアみたいに見ているんじゃないのかな、とか思います。

たとえば睡眠障害。
苦しそうです。
社会の理解とか、そういう以前に苦しそう。
どう見たって、社会が作り出している障害ではない。
社会に訴えかけることより
医学的な解決方法を見つけ出してほしいです。

先日iTunesでレンタルして
「八日目の蝉」という映画を見ました。

原作も素晴らしかったけれど
映画も素晴らしかったです。

先日某所で聞いた「愛着障害」という言葉を思い出しました。

上記の映画はASDと関係ないですよ。
ただ「愛しているのに通じない」切なさという意味で
ASDの人とその家族のことが思い浮かんだのだと思います。

どれだけ親が愛していても、愛されていることに気づけないASDの人、います。

その結果、いい年して親を恨んでいる成人当事者もいます。
私はこれ、症状のひとつだと思っています。

支援者の先生方の中には、それに同調する方もいます。
あたかも親が愛していなかったかのように、成人当事者に同調したり。

私は「いや、あなたは愛されていたよ」と教える方を好みます。
もちろん本当に愛されていた場合ですけど。

少なくともその親が
雨と風を防いでいてくれたのならね。

障害を理解していないまま育てたのは
時代的に仕方なかったかもしれない。

でも、障害に理解がなくとも、親が雨風を防いでくれたということに気づいてもらう。
これが私のできる支援らしきものです。

そう言えばうれしかったこと

2012-03-22 07:42:36 | 日記
広島行ったりしていて、書くの忘れていましたが
そういえばうれしかったことがあったんです。

裁判の件ね
きちんと決着つけた件ね
ギョーカイメジャーの中にも評価してくださる方がいるんだな、ってわかって。

おそらくこれから、責任はきちんと取らせる、という方針に向かっていくんじゃないかな。
少なくとも、一部は。
だってそのほうが、共生への近道でしょう、明らかに。

今までは、障害があるからとか、障害がある子の親だからとか
傍若無人に他人の権利を侵害していても、大目に見られていたけれどもね。

ベムこと宮本晋はこんなこと言っていますが

今は施設が人を選ぶ時代。
ギョーカイの有名人に関する憶測を無防備に書いちゃうような親の子を
引き取る施設があるかな? 楽しみ。

これは言論の自由うんぬんじゃないですよ。

言論は自由。
でも推測書いて、それが当たっていなかったら、法的リスクを負いますよ。
たとえ仲間内でははやし立てられてもね。それと公的な責任とは話が別。
何度も言ったでしょ。
そしてその通りの判決が自閉症者に対して出て、ギョーカイメジャーがそれを評価していますよ。

それで訴えられてもべつに「恫喝訴訟」じゃないし

第一、そういうことやっている親の子、選ばれるかなあ、施設に。

施設は親を見るからね。
逆の立場になってみたらわかると思いますが。

自分が施設を運営管理していたら? と考えてみると・・・

親を選ぶよね、やっぱり。

それぞれオタク性は抱えていると思うけど
それは決して悪いことじゃないけど

ギョーカイのゴシップを追っかけて
憶測でつまんないこと言いふらしちゃうような親の子を引き取るのは、やっぱり警戒するなあ。
私だったら。

もう一つうれしかったことはもちろん
「もっと笑顔が見たいから」にたくさんのご注文をいただいていることです。



お手紙おつけしているので、次回の本の企画についてもご存知の方、多いと思いますが

重度の方の情報も入れます。
それはまさに
「施設が人を選ぶ時代」だからですね。

「もっと笑顔が見たいから」裏表紙

2012-03-21 10:04:55 | 日記
われわれのギョーカイの言葉だと「表4」と言うんですけど
「もっと笑顔が見たいから」の裏表紙について
「修行が進んだ成果を思わせる」という感想をいただきました。

そうでしょうそうでしょう。
あそこにボートを、と提案したのはデザイナーさんですが
ラフの段階ではなんと、こっそりドラゴンボートを描いてきた画伯。



まったく油断も隙もありません。

空を飛んでいるびっくり顔の鳥も
本番では普通の表情に取り替えてあります。

忙しいのに仕事増やさないでほしいですね。

さて、今回も、脱いでもかわいい本ですよ。

でも書店に並んでいるのは、書店の在庫なので、勝手に脱がさないでね。
汚れるといけませんから。

どうしても見たくて脱がしてしまった場合には
責任とって買ってくださいね。

☆☆☆☆☆☆

またいい本が出たね

2012-03-20 13:33:50 | 日記
声がガラガラです。
私の風邪はのどからきてのどが最後まで残るなあ。

でも朝お電話がありまして
一生懸命取りました。神田橋先生でした。

なんと!
もうすでに、神田橋先生のもとに、岩永先生の本を持って現れた方がいらしたそうです!

やっと一部書店に並ぶというところなのに。

ていうか

神田橋先生にもまだ献本していないし。てへぺろ。

先生はごらんになって
「またいい本が出たね」と言ってくださいました。
明日速攻でお送りしますと申し上げましたよ。

☆☆☆☆☆

まったく。

あのムラはなんなんだ。一日違いで別のお相撲さんのようです。

大関になってまで、こんなに気をもませるとは!
いつまでたっても安心できない。まるで本当に子どものようだ!
角番になって陥落してまた昇進したら昇進披露宴やるんでしょうか??

やったら行くけど(←小声)。

あの乱調大関に比べると、花風社のパフォーマンスって安定してますわ。
いつもいつもヒット飛ばすわけじゃないけど
どうしようもない本作らないからね。

ぷんぷん。


脱・紋切り型理解

2012-03-19 09:10:12 | 日記
さて、講演前夜、なんとか発熱を抑えこんだ私は
ニキさんに会うやいなや、「私風邪ぎみだから移らないように気をつけて」と言ったら
ニキさんは「困ったもんだね~」みたいな顔をしていました。
私の風邪はすぐ治るけど、自閉っ子の風邪は治りにくいので、移さないように気をつけていたのですが
今度はぬかりがありました。
多忙のせいでしょうか? 寒さのせい?
いや、私はそこに稀勢の里の連敗スタートがかぶったのが打撃だったと思います。

でもまあ
やや鼻声ながら、ニキさんとの二時間の講演をこなしました。
お客様は保護者が多い、という事前の情報と、事前にいただいた質問とでレジュメを作りました。
テーマは

1 身体
2 認知
3 社会との折り合い
4 アセスメント
5 定型発達者がASDの人のためにに何ができるか?

それをiPadにのっけてニキさんと私の間に置いておきましたが
よく考えたら待ち受け画面の稀勢の里のつやつや顔がニキさんを怯えさせてしまったかも。

でもまあ
ニキさん快調でしたね~。
いっぱいしゃべって、しかも話題を外さない。進化してますわ。

満員御礼で、ほどよく笑いも起き、書籍もたくさんお買い上げいただき
喜んでいただけたようで、いい講演会でした。
運営の方たちも素晴らしかったです。
お客様も主催者様もありがとうございました!

講演では、最近発表のあった研究成果にも触れました。
右脳優位だっていう話ね。あれはニキさん当てはまりません。右脳優位の人を集めるとああいう結果が出るだろうし、早期に診断がつきやすいかもしれないですね、右脳優位の人は。
発達障害=こういう脳である、という紋切り型の理解ではなく、神田橋先生のおっしゃるようにシナプスのつなぎのバグが発達障害ならば、症状がさまざまなのは当たり前なわけだし
「診断が粗すぎる」という神田橋先生の提案を受けて、長沼先生を見つけ出して(というかニキさんの脳みそオタク仲間の長沼先生が豊かな知見を持っていらっしゃるのに気づいて)「活かそう! 発達障害脳」を作ったわけなので




皆様、もっと細かくお子さんをアセスメントしてあげてください。
ニキさんが自分にやるように。
ニキさんは自分研究が上手なんです。自分研究が上手な人が、生きやすくなるんですよ。

みたいなお話もしました。

そしてそのアセスメントのときに
岩永先生の知見を活かして、感覚や身体の使い方を見てあげるときっと生きやすい環境作りに役立ちます。




そんなお話やニキさんのいつもの「モンダイな想像力」爆笑ネタを話し
お茶会に向かったら、支援者の方がおっしゃっていました。

「WISCとって動作性と言語性に20の差がある、とかいう結果が出ると
出すコメントが似たりよったりになってしまう」

そうだろうなあ、と思いました。
それくらいの差は普通だろうし、そこにコメントするとなると、似たりよったりになっても仕方ないかもしれません。
この方は、もちろん講演会場で長沼先生の本を買ってくださったそうで
お役に立てていただけると、すごくうれしいです。ラクになる方が増えます。

新幹線の時間も迫っていたので、私は帰りましたが
皆さん後に残られてお話していたようです。
ネット上で交流のある方たちにも出会えて、うれしかったです。

座っていると広島から新横浜に着く。
これはすごいことです。

本を読んだり音楽を聴いたりおさかなをiPadで描いたりしていたら
あっというまに経ちました、時間。

新大阪で降りなかった私はエラかった。
いや、体調がもうちょっとよかったら、ていうか稀勢の里が全勝だったりしたら
大阪で降りていたかもしれません。

ともあれ「宮島ビール」と「あなごご飯」で夕食を済ませ(美味でした両方とも)

十時過ぎには新横浜に着きましたよ。

緊張がとけて、昨日は発熱しました。
37度ですが。
平熱高めなので、たいしたことないんですけど

体調不良なれしていないので、違和感たっぷりです。

でもまあ、夕方稀勢の里が連勝の鶴竜を会心のお相撲で破って気分は上々。

広島でお会いした皆様、ありがとうございました!

☆☆☆☆☆

重度の人と修行

2012-03-18 08:37:48 | 日記
金曜日、山陽に向かって飛びました。
途中iPadでメールチェックしていましたけど、岩永先生の新刊にまだまだたくさんのご注文。
ありがとうございます。お手紙とポストカードつけて送り出していきます。
私が今作っているとお手紙でお知らせした企画にも反響をいただいています。
作らなければいけない本だと感じて作っています。

読者の方からご注文と一緒に午前中いただいたメールと、午後現地でお会いした方から聞いたお話が完全にかぶり、
今日はこのことを知る日だったのだなと思いました。
自立支援法以来、福祉の制度は利用者にとって柔軟性があるものにもなった。でも一方で、施設が利用者を選ぶようにもなった。
自傷、他害があるとまず引き取り手がない。あったとしても、薬漬け。
だからこそ重度の人にも修行が必要だ。

午後お会いした方からは、重度の方にどうやって社会のルールを教えているか教えていただきました。
重度の方には、教えられない、と決めつけてる失礼なひとも世の中にはいるでしょ。
そうじゃないよ、って伝えたいのでね。

先日は、強度行動障害のため、小さいうちから親と離されている人たちとかかわり
問題行動を治していってる方にもお話を聞きました。
問題行動がなければ、親と一緒に暮らせるひとたち。
ここでも、一般的には薬漬けのようですけど、そうじゃない治療をしているひともいます。

ホテルにチェックインし、しばらく休みました。
珍しく風邪気味だったのです。熱が出ないので、いつものように無理やり治すことができません(良い子は真似をしないように)。
ふと目が覚めたら国会中継が終わり、大相撲が始まっている。
相変わらず本能で察知する私。そのまま稀勢の里の勝利を見届け、その日はいい子にして寝ました。

お手紙

2012-03-16 06:52:18 | 日記
さて、少しずつ少しずつ送り出しています。

前述のように、今回はお手紙とポストカードをつけています。
たくさんご注文いただいていますが
お手紙は一応、全部署名しています。
何がしかのメッセージをいただいた方には
短くてもメッセージを書き添えるようにしているのですが
漏れがあったら申し訳ありません。

次はきっと自閉っ子通信をおつけすることになりますが
またお手紙の回も作ろうと思います。
今回のように、どうしてもお伝えしたいことがあるときには便利です。

広島行ってきます。

向こうでお目にかかれる方
よろしくお願いいたします。

来たよ~

2012-03-13 14:38:55 | 日記
今来ました。

かわいいです。



でもまだちょっとだから、送り出せないんです。
すみません。
明日から送り出します!

ご注文に添えられているメッセージ、大事に読ませていただいています。
ありがとうございます。

引き続きよろしくお願いいたします!

(^-^)/追伸です。

お知らせしているとおり、大地君ポストカードがついていきますが、もう一枚紙が入ってます。
今後の出版に関する私からのお手紙です。よかったら読んでくださいね!

私の傷ついた心を癒すもの

2012-03-12 11:36:12 | 日記
昨日は珍しく、完全オフにしようと思ったんですよね。
先週末も出張だったし
今週末も出張だし
週日も結構用事が多いのです。
来週しゃべるお仕事だから
無理しすぎて風邪を引いてもいけないしね。

3.11だし。
春場所初日だし。

荒れる春場所。
いやな予感がしていたんですよ朝から。
相手は新鋭栃乃若。
いいお相撲さんですよ。
身体もきれいだし、性格もよさそう(←お相撲さんってここ大事だと思います)。
のびのび無心で取ります。汚い相撲じゃない。
すごく好きなお相撲さんの一人です。

おまけにここのところ二回、稀勢関はこの新鋭にぼろ勝ちしている。
大関を決めた直前もこの人に勝っている。

要するに
あぶないパターンです。

こういうカンって当たるけど
当たりませんように、と祈るような気持ちでした。
朝お出かけして、ついでにいっぱい汗をかいてきて
午後はテレビでお相撲。
琥珀色の飲み物も開けました。プシュ。

で、カンが当たってしまいorz

「どっちが大関かわからない」って
以前下で大物食いしていたときには、快い言葉でしたが
いざ大関になって言われると、いやなもんですねえ。

やはり完全オフなんて考えてはいけない! ということで
ちょうどHPに新刊情報が上がってきたのを見て
MLをお流しいたしました。

早速たくさんのご注文
本当にありがとうございます。

私の本業はお相撲さんの応援ではなく出版なので(キリッ)
まさかの黒星発進も、これで癒されます。
皆さん、傷ついた私を癒すためにも、どんどんご注文を送ってくださいませ!

一応またML貼っておきますね。

冗談はともかく
絶対役に立つ本です。
よろしくお願いいたします!


=====

花風社ではこのたび、岩永竜一郎先生待望の新作
「もっと笑顔が見たいから 発達デコボコな子どものための感覚運動アプローチ」
(岩永竜一郎著 1600円+税)
を出版する運びとなりました。
前回のレターでお知らせしたとおり、

・身体と情緒
・身体と学習

などのつながりを、岩永先生がとてもわかりやすく解説してくださっている「発
達援助のヒントが満載」の本です。
感覚統合の専門家による本は、他にもたくさんあると思います。
けれども「どうしてこういうアプローチが必要なのか」の「WHY」に答えてくだ
さるという点において、岩永先生はとても(たぶん日本で一番!)優れていらっしゃ
ると思います。
身体と心がつながる仕組みを知ってこそ、支援につながるアセスメントができる
し毎日の生活の中で、「活きた応用」ができるのだと、岩永先生のお仕事を見る
といつも感動します。

また、一見身体とはかかわりの薄そうな

・対人関係
・こだわり
・注意力

などの問題を解決するために、どういう感覚運動アプローチが有効かもよくわか
ります。
「おおおたしかに!」と目からウロコの発見がたくさん詰まった本です。

 書籍購入お申し込みの方は、このメールの返信で
 
 1 書籍名 冊数
 2 お名前
 3 ふりがな
 4 郵便番号
 5 ご住所
 6 お電話番号
 7 メールアドレス
 
 をお知らせください。下記からもお申し込みできます。いずれも送料無料です。
 
 新刊「もっと笑顔が見たいから」紹介ページ
 
 
 自閉症関連書紹介ページ
 
 
 今度の「読者プレゼント」は、中田大地君のイラストが入ったかわいいポスト
カード二枚一組です。かわいい上に、どこかに飾っておくと療育のヒントになる
ようなポストカードです。
 お買い上げ一冊につき二枚一組を同封いたします。つまり、たくさん買えば買
うほどたくさんついてきます!

花風社の本で他に気になっているものがある方も、この機会にどうぞお求めくだ
さい。新刊と同時ご購入の場合、送料無料でお送りしております。
 岩永先生の前作「続自閉っ子、こういう風にできてます!」や「続々自閉っ子
こういう風にできてます!」はもちろんのこと、
 中田大地君の三部作(「ぼく、アスペルガーかもしれない。」「僕たちは発達
しているよ」「僕は、社会(みんな)の中で生きる」
神田橋先生の「発達障害は治りますか?」
長沼睦雄先生の「活かそう! 発達障害脳 いいところを伸ばすは治療です」
浅見の「自閉っ子と未来への希望」
そして実際に自分で自分をよくしてきた藤家寛子さんの「自閉っ子的心身安定生
活!」などもあわせてお読みいただくと、「自閉症は手の打てない障害ではない
のだ」という理解もさらに進みやすいかと思います。
 
 広島の講演に参加お申し込みいただいた方は、現地でお買い上げいただくのが
一番早いと思います。数に限りがありますので、入場したらすぐに買っていただ
いたほうがいいかもしれません。
 こちらでお買い上げの方にももちろんポストカードをおつけいたします。
 
 3月17日に行われるニキさんとのジョイントの広島の講演に関しましては、お
かげさまで200名の定員に達したそうです。急遽30席を余分に設けることになり
ましたので、今からでもご興味のある方、ぜひご検討ください。
 詳しくはこちらをご覧ください。
 
  
 今後とも花風社の本をよろしくお願いいたします。
 
==
(株)花風社

大地君ポストカード

2012-03-11 09:03:33 | 日記
今日あたり「もっと笑顔が見たいから」の情報
花風社HPにアップされます。
目次をお楽しみに。

たぶん次の本がまたすぐに出ることもあって
今回はおまけを自閉っ子通信ではなく、大地君ポストカードにしました。

二種類作りました。
二枚一組でプレゼントします。
かわいいですよ。
おまけに療育に役立ちます。

広島の講演で買おうと思っていた方、ご心配なく。
当日が初売りになりますが
やっぱりポストカードをおつけいたします。

広島の講演は、おかげさまで定員に達したそうです。
ありがとうございます!
急遽あと30名分増設したとのこと。
あと一週間、お申し込みはこちらへ!

昨日ご質問もいただき
これを反映したレジュメを作ろうと思います。

新刊も講演もよろしくお願いいたします!

この写真は、友情出演中のリンコ姫。



本当にこういうエピソードがあったかどうかは不明ですが
(キャラとしての出演なので)

まあ過敏と低反応の混ざった人ですから
あったかもしれません。

そう。
低反応という言葉を岩永先生は使います。

過鈍とか鈍麻という言葉だと、支援の方向を見誤るそうです。

呼ばれていて振り向かない子。
聞こえていないとは限らない。

「呼ばれれば答える」というやりとりを納得していないだけかも。

聞こえていない子と
やりとりが成立していない子は
当然あるべき支援のかたちが違ってくるわけですね。
だからアセスメントが必要です。

そういうことが書かれていますよ。