治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

拡散希望! 花風社創立22周年記念事業のお知らせ

2018-02-23 17:57:01 | 日記





2018年2月23日、花風社創立22周年記念日。
記念事業を発表します。

電子書籍「合理的配慮と発達保障」

を出版します。

kindleストアで発売中!



実は今後、花風社も意欲的に既刊の電子化を進めていくのですが
まずは電子書籍になれていただこうと
紙の本で展開していない内容の短い書き下ろしをしました。
タイトルは「合理的配慮と発達保障」。
そう、先日お配りした自閉っ子通信の「ロングバージョン」です。「暴言入りバージョン」とも言えるかもしれません・・・。

電子書籍は本当に、慣れると便利なのです。
私は紙の本で持っているものでも電子書籍で持っているものがあります。
専用端末がなくても、無料でkindleアプリをダウンロードしておけば、スマホやタブレットでいつでも思いついたときに読める。好きな大きさの文字で読める。電車の中でも読めるし旅先でも「あれどうだったかな?」と思ったらそのときに読める。
検索しやすいし、引用を人に見せやすい。
こういう電子書籍の性質に鑑みて
第一弾は多くの発達障害関係の皆さんが説明に困っている「合理的配慮の求め方」の「浅見バージョン」にしました。
キャッチコピーはこんな感じです。

=====

合理的配慮をしてもらいたくても、ずるいと言われてしまう。
合理的配慮を導入したくても、他の子と不平等になるのではないかと気になる。
そういうとき、この本を読んでヒントを得てみませんか?
合理的配慮とは、本人のためだけではありません。社会のためなのです。
それは、なぜでしょう?
発達障害者支援法施行前夜から発達障害の世界を見つめてきた著者の考えを聞いてみましょう。
若干、「暴論」かもしれませんけど……。

=====

合理的配慮に関しては、いくら法律ができても、現場で今までのやり方をしてきた人たちを説得するのは大変です。
感覚過敏の人の感覚予防グッズ。学習障害の子のためのICT。導入するのにいちいち周囲を説得する手続きが多すぎるとは思いませんか?
成人当事者の人が就労した場合の職場での配慮もそうでしょう。

ならばどう学校に、職場に、合理的配慮を導入してもらえばいいのか
私なりにまとめてみました。
暴論かもしれません。
でもそれだけに、風穴を開けるかもしれない、という期待は裏切らないかもしれません。
まずは、読んでみてください。

今後も花風社は、既刊の電子化に加え、積極的に書き下ろしも出していきます。
すでに私も二弾目、三弾目を用意しております。
私の書き下ろしはおそらく、実質暴論方面に行くような気がします。
役に立つ暴論にする予定です。
そして私だけではなく、藤家さんにもすでに原稿をもらっています。
だから電子書籍は初めてという皆さんも、ぜひまずアプリをダウンロードするところから始めて、便利さになれてください。
紙では得られない情報がどんどん入ってきます。

どうぞお楽しみに!

しばらくこの情報はこのブログトップに貼っておきます。日々の更新はこの下をごらんください。


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