「水路にワニが!」 捕獲してみたら… 滋賀(朝日新聞) - goo ニュース
【高島曜介】滋賀県守山市今宿1丁目で30日、「水路にワニがいる」と近くに住む男性から市役所に届け出があり、駆けつけた職員が体長約90センチのワニを発見。守山署員や県動物保護管理センター職員らと10人がかりで捕獲したが、その正体は剥製(はくせい)だった。
午前9時ごろ、ワニ発見の一報を聞いた市環境政策課の田中秀幸さん(37)は「住民に危害があっては大変」と、長い柄の網やハンマーを車に積んで同僚と一緒に現場に駆けつけた。幅約1メートルの水路を探すと半分ほど水につかった今にも動き出しそうなワニがいた。近隣の幼稚園や学校に外出を控えるよう要請し、捕獲するため動物保護管理センターに指示を仰いだ。
「大きな河川などに逃げ出さないよう見張ってください」。そう指示を受け、担当者が到着するまでの約1時間、田中さんらはワニをじっと見詰め続けた。守山署員4人もパトカー2台で駆けつけ、近隣住民も集まってきた。「刺激を与えないようにと、必死に声をかけた」と振り返る。
センターの職員が到着し、網で捕まえたが、反応はなかった。重さ約5キロのワニを持ち上げると、体からぼろぼろと木くずがこぼれ落ち、裏側を見ると縫い目があった。「剥製だ」。田中さんから力が抜けた。
ワニはポリ袋に入れられ市役所で保管されている。捨てられたのか、それとも台風で流されてきたのかはわかっていない。近く河川ゴミとして処分されるという。
居合わせた人たちは大変だったでしょうが、
様子を想像したら、笑ってしまいました。
それにしてもよく出来ている剥製です。
間違うのも無理ないです。
もしもわざと水路に置いたなら人騒がせなことをしてくれたものです。
・・・・・、でもそうする発想がやっぱり面白い。