総裁選をめぐっての雑感です。
マスコミの偏向報道は常々気になっていましたが
森友問題からは特にひどく、目を覆うばかりでした。
その前の安保法制も酷かったですが、それでも自民党は纏まっていました。
それが森友問題で安倍首相や安倍昭恵さんが関係しているとの指摘以降、
自民党内でも批判する議員も出て来ました。
同じく加計問題でも安倍首相の親友が関係者だと分かって以来、
自民党議員があからさまに批判するようになりました。
マスコミを敵にしたくないのか、左翼野党に叩かれたくないのか
はたまた相手が安倍さんだからなのか、石破氏があからさまに批判し出し、
これが安倍首相の後ろから弾を撃つと言われた所以です。
石破氏は国民が納得するまで説明すべきだとの尤もらしい発言でしたが
安倍首相がいくら説明してもマスコミの悪意のある報道では多くの人は納得しないでしょう。
ですから、真実を知る為の証人喚問であり、閉会中審査だった筈です。
にもかかわらず、安倍さんにもっと説明せよですから、呆れ果てます。
石破氏や小泉進次郎氏は野党ではありません。
与党です。
正義面して安倍政権を批判しても、その批判が自民党に跳ね返ってくるのがわからないのでしょうか。
あれだけ安倍夫妻が違法な事をしていない事、そしてその証拠が揃っているのに。
石破氏は安倍首相を貶め、自分の方が有能だと言いたい為の姑息さにウンザリしました。
総裁選でも戦略なのか、正直、公正とのあたかも安倍首相がモリカケ問題で不誠実だったと印象付けたいのか、
また圧力を掛けられただの、冷遇するだの、パワハラだのと石破氏や石破派のこれまた印象操作。
総裁選で相手の人格を攻撃するのではなく、政策で論争する機会を放棄する作戦には心底ガッカリしました。
与党である自民党総裁は即、首相です。
ですから総裁選は首相選でもあるのです。
その事をどれだけ国会議員は理解していたのでしょうか。
安倍首相全批判の意思表示としての石破氏への投票は正しいのか疑問です。
石破首相で内政、外交を任せられると思っての石破氏への投票だったのか・・・。
特に地方票では前回よりも石破氏は獲得票が減らしましたが、それでも割合としては多かった原因は
まさしくマスコミの偏向報道の影響を受けた人が多かったからです。
地方票は国民の意見に近いそうですが、それもテレビに毒された党員が多いのにはガッカリです。
また地方票では安倍陣営に圧力を掛けられたとの市議会議員のFacebookでの拡散の影響もあったと思います。
これは真実なのか、石破陣営の戦略だったのか、どちらも可能性があります。
換言すれば、選挙で勝つ為に石破派が真偽不明の情報を流す可能性もあるのです。
今回の総裁選に立候補した安倍氏と石破氏。
どちらが誠実だったのか、
どちらに首相を任せられるのか、
特に自民党員、地方議員は真剣に考えて投票したのかと思ってしまいます。
かつて民主党にやらせてみよう、とのマスコミのキャンペーンで暗黒の民主党政権が誕生しました。
選挙ではもっと真剣に投票すべきだと思います。
安倍首相に連投してもらいたい、しかし気を引き締めてもらう為に石破氏に投票した人がいたのなら、
それは不誠実です。そんな事で意思表示をすべきはないと思います。
批判票が多いか少ないか、大勝したか辛勝したかで今後の政権運営も変わってくるでしょう。
自民党国会議員ならそこのところをよくよく考えてもらいたかったです。
また自民党員も、本当に石破首相の出現でも良かったのか、石破首相で内政外交を任せられるのかを
もっと真剣に考えて投票すべきだったのではと思います。
纏まりの無い文章ですが、今回の総裁選の雑感として書き留めておきます。
