甘利明前経済再生担当相の辞任を受け、民主、維新、共産3党は29日午前、国会内で国対幹部が会談し、連携して政権を追及していく方針を確認した。この後、民主党は党会合で、辞任した甘利氏が行った経済演説のやり直しを政府に求めていく方針を決めた。

 民主党は同日午前、甘利氏に関する疑惑追及チームの会合も開催。これに関連し、枝野幸男幹事長は記者団に「大臣在職中の件だから、国会で当然何らかの説明をしていただく」と述べ、甘利氏の国会招致を検討する意向を明らかにした。

 一方、自民党は同日午前の党役員連絡会で、今後の国会運営に一致して臨む方針を確認。谷垣禎一幹事長は「大変大事な時期だ。結束して今の状況を乗り越えていきたい」と呼び掛けた。自民党は2月1日の開催が決まった与野党幹事長・書記局長会談で、野党側に事態打開を働き掛ける。

***********************************************************************************

 

甘利明議員が昨日大臣を辞任されました。

記者会見を観ましたが、誠実な説明である意味潔さも感じました。

 

あれが国会混乱を避ける究極の選択だったとのではと思います。

このまま、大臣を続けたら更に野党が反発し、審議拒否などで国会が空転される懸念がありました。

ですから、私はあの選択しかなかったのではと思います。

 

しかし、この事が経済にどう影響するか民主党は考えていたのか疑問です。

国益を考えたなら、あのような事は控えた筈ですから。

 

抗議のつもりだったのでしょうが、甘利大臣の演説前に退席した民主党議員。

一斉に議場から退出する姿を見て、こんな方法しか取れない民主党に呆れました。

まるで子供が拗ねたような行動には理解できません。

 

ところが甘利大臣が辞任した途端、もう一度演説のやり直しを求めるとは

あまりにも勝手過ぎです。

 

石原大臣は断固拒否するべきです。

 

また、甘利大臣を辞任に追い込み、民主党は大喜びのようですが

重職に就いている甘利さんが辞めたら、経済にどんな影響があるかも理解できないとは

国会議員失格だとさえ思っていまいます。

 

では民主党政権で同じような事が起こったら自民党ならどうしたのか、

同じ様な事をしたのではないか、と言われそうですが

多分、多分ですが演説前に退席など、嫌がらせはしないと思います。

あんな幼稚な事をするとは思えません。

 

議場はある意味、戦いの場です。

その場を自ら放棄するとは、戦いを放棄した事、逃げた事です。

大臣の演説を聞き、その上で問題がある点を追及し、より良い政策にするのが本来の姿。

それを、何でも反対、

気に入らなければ職場放棄なんですから。

政治献金と経済についての演説には何の関係もありません。

国会議員がこんな事をしていて、より良い国づくりを考えているのか甚だ疑問です。

 

 

昨日の甘利大臣の記者会見で明らかにされなかった点、

特に秘書の真意、秘書のタカリの様な行動、

そして甘利氏への献金を私的に流用したと受け止められる不明金等々、

本当に甘利氏に問題がなかったのか今のところ、よくわかりません。

 

これらの事を明らかにすると、民主党などは息巻いているようですが、

予算委員会などで執拗に追及し、肝心の審議が疎かになるのは避けてもらいたいです。

 

経済の事、北朝鮮、韓国、そして中国やロシア、難題が山積みです。

勿論政治資金については厳しくするべきですが、

そればかりに集中していて、大事なことが疎かにならない様にしてもらいたいです。

また、告発者の素性や真意が今ひとつわかりません。

今回の問題を明らかにする為、告発者、そして文春記者についても捜査してもらいたいです。

国会議員があれこれ追及したところでタカが知れています。

ここは警察力に委ねて、国会議員は本来の職務に戻ってもらいたいです。

 

 

 

 

ご訪問ありがとうございます。クリックして応援お願いします。