「憲法自らの手で書くべきだ」=安倍首相(時事通信) - goo ニュース
安倍晋三首相は14日午後、関西テレビの番組に出演し、現行憲法について「憲法ができた経緯は、占領下にあって日本人自らの手でつくったとは言いがたい。私たちは21世紀の日本の理想の姿を込めた新しい憲法を自らの手で書いていくべきだ」と述べ、憲法改正に改めて意欲を示した。
首相は改憲の理由について「憲法ができて70年たっている中で、新しい権利も生まれてきた。プライバシー(の権利)もそうだ」と指摘。「どの条文ということはこれから議論していくが、維新の党あるいは他の党も賛成していただけるものがあればいい」と述べ、改憲に向けた他党の協力に期待感を示した。
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青山繁晴さんの著書「ぼくらの真実」を読んで、憲法が出来た詳しい経緯を知りました。
今まで日本国憲法が11月3日に公布され、翌年5月3日に施行されたという認識はありましたが
それ以上の事は知らなかったというか考える事はありませんでした。
1945年8月15日にポツダム宣言を受諾しました。これが敗戦記念日(終戦記念日)ですね。
でそこから米軍に日本は占領されました。
その占領が1952年4月27日まで続きます。
そして1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約締結で日本は主権を回復します。
そこで問題なのが日本国憲法が公布、施行された時期です。
1946年11月3日公布、1947年5月3日ですから占領下です。
という事は日本国憲法が出来たのは日本がまだ主権回復していない時、
即ち米軍に占領されていた時期なんです。
ですからアメリカに都合がいい内容になっていると言っても過言ではありません。
事実日本側の草案は拒否されアメリカが書きなおしたというか押し付けた憲法でもあるのです。
それが安倍さんが「占領下にあって日本人自らの手で作ったとは言い難い」と言っている根拠です。
特に前文や9条は日本を服従させるというか従属させるための内容で、
これではとてもじゃないけど国民や領土を守れません。
憲法が出来た経緯を知れば、自らの手で日本国民の為の憲法をつくるのは当然のことだと思います。