拉致被害者、田口八重子さん(59)=拉致当時(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(76)らが13日午前、東京都千代田区の内閣府を訪れ、山谷えり子拉致問題担当相と面会した。
昨年7月に始まった拉致被害者らの再調査の報告が当初の予定より遅れているため、家族会などは期限を切り、再調査開始と同時に解除した日本独自の制裁の復活などを求めていた。
飯塚さんによると、13日の面会で山谷担当相からは「具体的な方針や対応はまだ決めていない」という説明があり、家族からは「必ず何か対応する場合は期限を切ってください」と要望したという。
面会後、飯塚さんは「毎年一年、一年繰り越してきて、全く進展がない。7月までには、はっきりとした(拉致問題)解決の兆しが見えるようにしてくださいと言いたい」と話した。
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拉致問題担当大臣。
正確には拉致問題解決大臣でしょう?
その大臣を任命されたからには誠心誠意取り組むべきですがどうなんでしょう。
拉致問題解決、即ち拉致被害者全員を取り戻すのを目的としているのではないんですか?
それを「具体的な方針や対応は決めていない」とはどういう事なのでしょう。
この言葉が本当なら職務怠慢、職務放棄ではないですか?
昨年、夏の終わりから秋の初めにかけて途中経過の報告がされると発表がありました。
しかしその期限を無視され未だに何の報告もありません。
その事に対し飯塚代表は、「期限を切るべきだ」 「約束を守らないのだから制裁を元に戻すべき」と
当たり前のことを言ったのに、これですか?
「具体的方針や対応は決めていない」って・・・・・・・。
被害者や被害者家族をどれだけ軽視すれば済むのでしょう。
もっと期待していました。
もっと前進すると思っていました。
公に出来ない事情もあるのかもしれません。
そう信じたいです。
しかし、公にし 更なる圧力を掛けねば解決できない事もあります。
その為の日本独自の経済制裁だったのではないでしょうか。
その日本独自の制裁が 国内外へのアピールであり 日本の本気度を示せる筈です。
これでは日本の本気度、意気込みは全く感じられません。
拉致問題解決をずっと待ち望んでいる被害者とそのご家族、そして国民をこれ以上裏切らないでもらいたい。
これ以上落胆させないでもらいたいです。
このままでは、安倍政権への信頼性も揺らぎそうです。
