名護市長選、保守一本化も…前市長が不出馬検討(読売新聞) - goo ニュース
沖縄県名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)に立候補表明している前市長・島袋吉和氏(67)が、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先となっている名護市辺野古の埋め立てを仲井真弘多ひろかず知事が承認することを条件に、保守系の一本化に向けて出馬の取りやめを検討していることが16日、わかった。
同市長選には、移設推進を掲げる島袋氏、容認の立場をとる自民党県議・末松文信氏(65)の保守系2人と、反対する現職・稲嶺進氏(68)の計3人が立候補を予定。保守分裂の状態では勝機が薄いとして、政府・自民党は、末松氏への一本化に応じるよう、島袋氏を説得していた。
関係者によると、島袋氏は周辺に対し、「知事が承認し、末松氏が移設を推進するなら、(一本化を)考えざるを得ない」と語っているという。近く自民党幹部と会談し、こうした考えを伝える予定。一方、末松氏は県議会定例会が閉会する19日に、県議を辞職する方針を固めた。島袋氏陣営から「県議を続けている末松氏こそ出馬を断念すべきだ」などと指摘されていたこともあり、「市長選に不退転の決意を示す」(自民党県連幹部)狙いがある。
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辺野古移設を容認する末松氏と辺野古移設を推進する島袋氏。
辺野古への移設を強く主張している島袋氏がなぜ辞退するのでしょう。
強い意志がない末松氏が辞退しないのでしょう。
朝日新聞によると
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/SEB201312150043.html
島袋氏は先週末に会談した県経済団体会議議長の国場幸一氏から、「一本化した方がごたごたはなくなる。知事も心配している」と言われた。
らしいですが、
この国場幸一氏、國場組という沖縄県の大手建築・土木会社の社長もしているようです。
辺野古の埋め立て工事などにも関係してくることからの助言なんでしょう。
もう利権を考えて動き出しているかと思うと、興ざめです。
しかし考えが定まらない末松氏で本当に大丈夫なのか心配です。
ここはやはりずっと辺野古移設を言い続けている島袋氏に一本化してもらいたいと思いますが
地元の方はどう思っているんでしょうね。