仲井真知事が古狸に思えてなりませんが・・・・・。
「移設と振興は別問題」 仲井真知事、山本沖縄相と会談(朝日新聞) - goo ニュース
山本一太沖縄北方相は8日、那覇市内で仲井真弘多(ひろかず)・沖縄県知事と会談し、沖縄振興策について意見交換した。山本氏は仲井真氏に対し、「国の財政は厳しいが、県の要望を実現するよう最大限努力する」と伝えた。仲井真氏は、改めて振興策の充実を求めた。
県は来年度に向けた振興策として、観光振興や投資促進など6項目で税制面の優遇を求めているほか、振興予算も今年度比で約400億円増の約3400億円を要求。安倍政権は来年度予算編成に向け、政府・与党内で検討を進めている。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、仲井真氏は今月末以降、政権が県に申請した名護市辺野古沿岸部の埋め立て申請を承認するか判断する。政権側は県の要望を最大限受け入れることで、仲井真氏が承認する環境整備を進めたい考えだ。
仲井真氏は会談後、記者団に「復帰から約40年たっても、本土との格差は大きい。他県から沖縄に優しすぎるという声もあるようだが、沖縄振興は当然のことだ」と強調。普天間の移設については「米軍基地はもっと整理が必要だが、振興とは別の話だと理解している」と述べ、県内移設は難しいとの立場を崩さなかった。
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本当に仲井真知事を信用できるのでしょうか。
政府はうまく誤魔化されていませんか?
沖縄県と他都道府県との格差は大きいでしょう。
戦時中から大変なご苦労をされてきた県民の皆さんも多いでしょう。
出来るだけ格差を縮小させるため政府は沖縄地域振興交付金等で配慮をしてきました。
しかし、中々沖縄県民の暮らしは豊かにならないというのはなぜなんでしょう。
何が問題なんでしょう。
使い方が問題なんでしょうか。
本当に県民の為に有効に使われているのでしょうか。
どこかで無駄な使い方をしているという事はないのでしょうか。
あまりにも巨額過ぎて各市町に配分しても使い切れないという事はないのでしょうか。
H24年度の特別推進交付金では未達成が約3%繰り越しが29%です。
http://www.pref.okinawa.jp/site/kikaku/shichoson/zaisei/ikkatu/documents/00soukatsuh24reciew.pdf
また一括交付金では9%が未達成で、15%が繰り越しです。
http://www8.cao.go.jp/okinawa/siryou/singikai/sinkousingikai/23/23-04.pdf
達成分でも本当に必要かどうかも県民の皆さんで検証してもらいたいです。
もっと有効な使い方をすれば雇用も増え、生活水準も向上するかもわかりません。
で、政府は直近では辺野古移設を進めたいという事で、県の要求通りの回答だと思いますが
これらの交付金は沖縄県民も含め日本国民からの税金だという事を忘れないでいただきたい事と、
仲井真知事が言っている通り交付金が満額回答でも、移設問題は全く別問題。
だから辺野古移設を期待しても無駄だという事をよく政府は考えるべきです。
仲井真知事は沖縄県民の生活が豊かになる事よりも
どれだけ国から交付金を引き出すことが出来るかということを第一に考えています。
それが知事として有能だという証明だと思っているようです。
政府はよく仲井真知事の動向を見極めるべきです。
巨額の交付金が辺野古移設の交換条件にはならない事をよく考えるべきです。