団塊シニアのひとりごと

定年退職して13年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

カラオケが生きがいだったKさん

2021-04-30 05:45:27 | 生きがい

カラオケで思い出すのはKさん、私より10才先輩のKさんと

出会いは20年前、転勤先だった、毎月営業の締め切りが

終わると必ず居酒屋そしてスナックでのカラオケが恒例の行

事だった。

 

歌が好きなKさんは自宅にも個人事務所にも有線放送があるほ

の凝り性でレパートリーも広く演歌でもポップスでも、とに

かくうまかった、だからカラオケを歌ってる時は輝いていたし、

新曲をみんなの前で披露して喝采を浴びるのが無上の喜びであ

生きがいだったような気がする。

 

そんなKさん、今はコロナ禍ですがお元気ですか?きっと歌い

てうずうずしてるのでは?2年間の短いつきあいだったが

今で当時のことは鮮明に記憶に残ってる。


高齢者が人生で後悔すること

2021-04-29 05:42:07 | 生き方

人生の後半で人は何を思うか、週刊ダイヤモンドの記事のなかで

特定非営利法人「老いの工学研究所」が実施した人生の後悔アン

ケートから高齢者の生の声を聞くことができた、65歳から87

歳までの男女のアンケートの中から一部を抜粋してみると、人生

で後悔することが男女では違い、男性の場合は仕事に関するこ

女性の場合は結婚に関することが多い感じがする内容であった。

 

【男性】

■自分の人生にしっかりとした哲学を持って自分らしい生き方を

きたかった、社会の流れに依存し、リスクを取らぬ安定志向が

強くあった。(71歳)

 

■会社を選ぶのを間違った、そのため妻にも家族にも苦労をかけ

た。(78歳)

 

■結婚は一生に一度のことだから、あせらずによく考えて周りに

左右されず判断すべきだったと思う。(69歳)

 

■子供が小さいとき、もっと密接に関わるべきだった、親の権威

をふりかざしすぎだった。(78歳)

 

■定年退職後、長い時間を空費してしまったという感じが強い。

(87歳)

 

 

【女性】

■夫が定年退職して以降、もっと自立できるように手助けすべきで

あった、現在家の中のことはすべて私に頼りっ放しで嘆かわしい。

(74歳)

 

■好きな人に「好きです」と言わなかったこと、言えなかったこと。

(86歳)

 

■両親、親戚、友人の反対を押し切って結婚したことです、周りの

ちの意見に耳を傾けるべきであったと後悔しています。

67歳)

 

■夫にあまりにも従順すぎたこと、自分の意見をいわず、反論もし

かったので、夫は成長せず、裸の王様になってしまった、70歳

をこえて夫を亡くし、やっと正直に生きられて友だちもできました。

(75歳)

 

■自由に伸び伸びと自分らしくできなかったこと、自分で自分を認

られず、他者との比較ばかりをしてきてしまったこと。

(75歳)

  

 


人生における読書の魅力

2021-04-28 05:43:20 | 生き方

「少しずつ向上する、すこしずつだけれど、それでも向上は向上

だ」 「非常に簡単な言葉で非常に複雑な物語を語りたい」作家村

上春樹氏の作品のなかのフレーズである、本の魅力は作品のなか

にこんな心に響く言葉を見つけたときである。

 

読書はどこにいてもいつでも始めることができ好きなときに終わ

ることができる、そして読書の楽しみの一つは他人の人生を共有

することができることである。

 

本を読むことで刺激を受けたり、そのテーマについてあれこれ考

えたりする、読書を通して自分と向き合うことができる、また読

むと必ず心躍る本がある、表現力豊かな描写、読み手を共鳴させ

読後に余韻の残る作品、そんな本に出会えた時こそ私にとって至

福のときである。


つらい時や気が滅入った時

2021-04-27 05:57:51 | 生き方

人間であれば程度の差があれ誰もが不安を抱えながら生きてる、

これまでの人生をふりかえったとき、小さなピンチ、大きなピ

ンチがいくつもあるものだ。

 

今はコロナ禍、先が見えない、いつになったら友人と会えるのか、

いつになったら旅行に行けるのか、いつになったら孫に会えるの

そんな時は明日を考えるより過去をふりかえることも大切かも

しれない。

 

つらい時は今よりつらかった時を思い出す、苦しくて耐えられな

時はこれまで一番苦しかったことを思い出す、そして気が滅入

った時は今まで嬉しかったこと、楽しかったこと、誰かに褒めら

れたことを思い出す、こ思い出すことに閉塞感を抜け出すヒン

トがあるような気がする。


不幸と幸福は表裏一体

2021-04-26 05:59:52 | 幸福

明日の保証を手にしている人など一人もいない、今は元気で安定

ていても明日のことは誰にもわからない、今日の生活が続き今

日も生きていて明日も生きてて当然だと誰もが思っている。

 


しかし順風満帆でやることなすこと上手くいってる人だって明日

ことはわからない、また私たちは条件がそろえば幸福になると

いう錯覚があるけれど物質の豊かさがあったとしても人は必ずし

も幸福を感じるとは限らない。

 


金や物、名誉や地位のないのが苦しみの根源ならばそれらに恵ま

た人生は喜びに輝いてるに違いないはず、しかし実際はそうで

もない。

 


ゲーテの言葉に「幸福というものは同時に不幸の源となっている」

というのがある、健康、財産、名誉、恋愛など私たちに喜びを与

るものは不幸や涙の原因でもある。

 


これらの支えが倒れたとき幸福も崩壊し悲しみに沈むことになる、

そう考えると不幸があるから幸福を感じる、不幸と幸福は表裏一体

といえるような気がする。