団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

医師の余命宣告と寿命について

2024年10月04日 | 老後の生き方

私の母は晩年、認知症そして末期の大腸がんだった、延命治療

はしないで緩和治療で1ヵ月が経過したとき医師から言われた

言葉を今だに鮮明に覚えてる「痛みもとれ治療もしてないので

退院して欲しい、元気だし、あと1年は大丈夫」かしそれか

ら1週間後に母は亡くなった。

 

「人はどう死ぬのか」の著者である久坂部医師は医師の余命宣

告は家族に短くいう、仮に余命半年といって4ヵ月で亡くなる

と、遺族は半年と言われたのにと嘆いたり怒ったりする、だ

らあえて余命3ヵ月ですという、そうすると半年で亡くなる

よく張った、先生のおかげですと感謝してもらえるというが、

れは残された家族のとらえ方で私には共感できない

 

データはあくまで参考で、それよりも早く亡くなる人もあれば

長く生き延びる人もいるということだ、私の母のように医師に

余命を宣告されたから寿命がのびるわけではないことを実感し

た。